日本初登場!(伝承)お座敷遊びの男芸


京都 島原大門
 


 ヒュ〜ヒュ〜と木枯らしが吹く寒い季節なので(ふく→)冬?なんですかね〜
 こたつに入って向かい合っておミカンなんぞを食べながら、こたつの中では足は何をするのでしょうかネ〜幻想が膨らんでも〜どうしょうもありませ〜ん。

ほたけ

 11月8日は焚き火の神事「ほたけ」で、江戸吉原では防火のお呪いに庭にミカンをまいて、子供達に拾わせて火遊びを戒めておったそ〜です。

 当時は火事になると、男達はてんでに屋根に上がって女房の汚れた腰巻を振り回すのだそうで、火の神様は不浄な物を嫌うため、汚れがきついほど効き目があると申します。

 とは言うものの、大人になっても恋の火遊びは隠れてもしたいものですよネ〜旦那。

新嘗祭

 今は「勤労感謝の日」ですが、収穫祭でございまして、山の神様は少々醜くく嫉妬心がお強い為に、お魚の「オコゼ」や「張形」をお供えし、田の神様には「二股の大根」をお供え致すそ〜です。

 張形と申せば、も〜『太鼓持あらい』でなくてもご存じの皆様はニヤリとされ、お顔が綻びて参りますが、この張形に日光東照宮の眠り猫の彫刻で有名な、左甚五郎作の物があったそ〜で…と艶笑小話が続きまする。

煤 払

 12月13日は正月事始めで、この日よりお正月の準備に掛かり、煤払も致します。

 「女房の味は可もなく不可もなく」でございましょうが、ご無沙汰致しておりましてもやはり一年間の感謝を込めて、奥様の煤払もキッチリなさるのが旦那様のお勤めと存じますが、貴方様のご意見をお聞き致したく存じます。

冬 至

 なにも「小豆カボチャ」だけが冬至ではございません、世の男性諸君は「こんにゃく」を食べる習慣だけは残しておき、サッパリさせておきたいものですナ〜ご同輩。

お正月

 一年中で誰もが納得し薦めもする…お酒を飲むには最高の月です。

 年神様を自宅にお迎えし幸福と豊作を願う事よりも、おおっぴらに皆集まって新年会を開き酒盛りするのが楽しみです、『太鼓持あらい』を入れますと座もグ〜ンと盛り上がりますヨ。 

姫始め

 良き初夢を見ましょうと、「宝船」の絵を枕の下に敷いて準備致しますが、「宝船皺になるほど女房漕ぎ」となるそ〜で、「どうして皺になるの?」なんていい年をして聞いちゃ〜ダメですヨ。

 この姫始めに「紋付き倒し」て〜のがございますそ〜でして、詳しくはお座敷でお話し致したく存じまする。

成人式

 初めて(元)大人のお着物(服)を身に付ける所から「元服」と申しますが、大人に成る為には服を脱がなければ…と考えるのはいけない事でしょうかネ〜、「弘法も一度は筆で恥じをかき」とございますが、一度皆様と筆の正しい使い方をじっくりと、お座敷にてお話し致しとう存じまする。

節 分

 「福は内、鬼は外」の豆撒きは、「鬼やらい」とも言われ、疫病や災害を追い払う行事にて、豆は「魔滅」に通じるそうで、翌日は「立春」の春と成ります。

 春は「張る」と同じで、種の芽が土の中で膨らみムズムズ動いている状態を意味しているのだそ〜ですネ。

 やはり、豆を見て食べたならムズムズして活力がみなぎって来るのは自然の摂理でしょうネ男性諸君。


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