解剖図
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Q 髪の毛がだいぶ薄いようですが? |
A ご同類の人が仲間が居る事でご安心頂けます、江戸時代は「一座を和やかに丸く収める」て〜事でシャレも含めて剃髪しておりました。 マ、単なる帽子の乗せ台としか使用してませんからどっちでもいいか〜 |
Q 常に何を考えていますか? |
A 隅から隅まで全部ご婦人・艶・助平の事だけ考えてます。 割って見ると、たぶんピンク色かな? 中味があればですけど… |
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Q なぜいつも笑っているのですか? |
A 「怒りは無知・泣くは修行・笑いは悟り」と聞かされております。 マ、助平ツラを絵に書けばこんなんです〜の見本ですかね〜 |
Q 挨拶の時、頭を下げるのに顔はこっちを見ているのは? |
A 太鼓持は「間」を見て助けるお商売なので、常にお客様の雰囲気を見極めて壊さないようにしながら座を盛り上げるからです。 本当はメガネ落とさない為?なの、歯・目・◯◯と弱ってきて寂しい。 |
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Q なぜ地味な色合いなの? |
A お客様を常に引き立てる役割なのでお客様よりも目立たない物を着ております。でも裏は艶っぽい絵があったりして… ウフフフフ… |
Q 紋が入っていないみたいですが? |
A 昔はお呼びになったお客様から頂いた紋付きを着て行くのが粋筋のお遊びなので、自分の紋付きを着て行くのは太鼓持の恥じになります。 ここまで言えば、ひょっとして気前の良い旦那が買ってくれるかも? |
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Q なぜお座布団には座らないのですか? |
A 太鼓持は身分が下なのにお客様と同席しているのは心苦しいので、一段下がってお座布団を当てずに下座と心得る為です。 両手を着けば、手はご祝儀受取の道具だけでは無いな〜て思うでしょ |
Q なぜ挨拶の時にはお扇子を前に置くのですか? |
A お座布団と同じ考えで、お客様と一線を引き下がる心のけじめでして、仏教の「結界」と同じくお客様を引き立てて結して同位置に自分を置かない為なのです。 決して持っているのを見せびらかして自慢する為ではありません。 |
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