日本初登場!(伝承)お座敷遊びの男芸


京都 先斗町川床
 


 暑い!て〜んで、「あつ〜」が変化して夏だとか、接触して「ケガレ」を取る「撫で物」行事からとか言いますが、暑くても好きな男女はなんだかんだと言っては接触しますナ〜。

衣替え

 6月1日からは単衣を着ますが、又歯固め餅と言いまして、お正月の餅を食べて歯を丈夫にと願います、「目は眼鏡、歯は入れ歯にて間に合えど」ではございませんが、歯だけでなく目もマラもいつまでも丈夫でありたいものでございます、「今はもう小便だけの道具なり」にはなりとうはございません、そ〜でしょう旦那。

六月の花嫁

 中世ヨ―ロッパでは、愛は戸外で営む為に、春に愛が芽生え40日間の婚約公示期間後に結婚がやっと出来る為に、六月が結婚の季節になるそ〜で、日本では結婚は生まれ変わると考え、白無垢の衣装で挙式し北枕で結婚初夜を迎えるのだそ〜ですヨ、江戸古川柳にも「婚礼は親も娘も痛いこと」「新枕覚悟の前をやっと開け」「盲判押された様に初夜明ける」と沢山ございますので、お座敷にてじっくりと語り合いたく存じます。

七 夕

 織姫と彦星は、年に一度だけ晴れれば天の川を渡って逢う事が出来るそ〜でして、この日は雨が降らない様にとお願い致します、雨が降れば濡れる事が出来ず、雨が降らないと濡れる事が出来ると言うややこしい事とあいなります。

土曜丑の日

 平賀源内が考案したコマ―シャルだそうでして、土用に「う」の付く物を食べますと暑気払いになりますそうで、瓜・うどん・梅干し・うなぎ等がございますが、やはりなんと言っても一番は「うなぎ」でしょうネ。

 ヌルヌルネバネバした鰻は、精力の元でして「うなぎの背登り」と聞いてニンマリなされますお人は相当のお遊び人でしょ〜うネ。

お 盆

 ご先祖様をおまつりして、送り火にて彼岸にお送り致します京都の「大文字の送り火」には、鴨河原に川床が造られてお杯に写してそのお酒をお飲みになると、無病息災で居られると申されます。


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