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報道古今東西-朝日新聞 2003.2.27(大阪版)、2003.3.4(東京版) |
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朝日新聞3ページ総合(大阪本社版)「ひと」欄 朝日新聞2ページ総合(東京本社版) |
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朝日新聞記者谷村様の取材を受けて 今回は私のホームページに日本文の他にヨーロッパの道化師との比較も入れて、英文とフランス文も加え充実させましたので、その取材に朝日新聞記者の谷村様が来られました。 目元と輪郭が芸妓三浦布美子様に似た日本的美人顔、お着物を着てお三味線を持つと似合うだろうな〜と思いながら取材を受けました。 あらいさんは笑顔が素敵と持ち上げられた後、記者をして居りますと相手を良く観察致しますので、相手からは気になると言われる時も有るとの事、太鼓持ちは自ら「私は頭が悪いし毛も少ない上に、顔も悪いし根性も悪いんですよ」と自分をさらけ出しますからお客様もご安心されるのですが、谷村様は相手の本心を聞き出すのがお仕事、感情を揺さぶらないと取材にはならない時もございますから、大変なお仕事だと感心しながらもご質問を受けました。 太鼓持ちなんて〜存在は記者をなされておりますから、お座敷で面白可笑しく盛り上げるお商売だと言う程度はご存知でも、ご本人は見るのも聞くのも初めての体験、いきなりルールも知らないし見た事も無い人が質問するのですから、頓珍漢に近いご質問や守秘義務が有る事までズバズハご質問されて、こちらが戸惑い困りましたが、何日にも渡り御自身でもお勉強されて何度か質問される内に、こちらの意図もご理解頂いて徐々に核心を聞かれるようになりましたね。 全く太鼓持ちなんて〜動物を知らない人は、こんな事やあんな事までも聞いちゃうんだな〜と逆にお勉強させられましたし、太鼓持ちは助平でバカだと落語なんぞで多少ご存知でもお遊びされた事が無い方は、面白い事ばかりを聞いたり求めたりするものだと解りました。 現実には日本を動かす経営者の方達から、お仲間でのお遊び相手にお座敷勤めするのには、面白いだけでもダメで呼んで頂くにはそれなりの雑学もマナーも備わって、初めてバカな太鼓持ちの存在が生かされる事を御理解頂いただけでも嬉しかったです。
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