即中斎御書付
飴釉掛花入
樂 弘入 作
複雑な色の飴釉が掛かっています。
箱裏には｢弘入造置 吉左衛門(覚入)｣と
なっていました。
ヘラ目の美しい花入。
惺斎御書付
伏見焼 申香合
伏見焼とは京都伏見で焼かれた軟陶。
素朴な味わいがあります。
くくり申の形で無病息災を祈るものです。
而妙斎御書付
染付桶側水指
京焼 真葛焼 宮川 香斎 作
精製した呉須を使い細かく描いています。
内側は瓔珞文様。
塗蓋は菊形で面取してあり真塗蝋色仕上げと
なっています。
高麗卓や長板・台子などに使えます。
尋牛斎御書付
信楽肩衝茶入
信楽焼 上田 光春 作
穏やかな灰被りと火色の出た茶入。
手取りはとても軽く薄造りが判ります。
六代の直方襲名前の作品。
仕覆 … 伊予簾緞子
萩井戸形茶碗
萩焼 波多野 善蔵 作
昭和17年(1942年)唐津市に生まれる。
元・波多野家(指月窯)の養子になる。
山口県指定無形文化財萩焼保持者
素直な井戸形で使い良い茶碗です。
青交趾ツボツボ透蓋置
萬古焼 加賀 瑞山 作
ツボツボ透しとしその縁に金彩を施した蓋置。