福井市新田塚 田島宅にての薄茶席 2000年10月8日
年一回の半桂会例会は福井市内3軒の会員宅にて茶席が開かれました。
京都より兼中斎宗匠・分明斎宗匠も来られました。
見谷会長宅では濃茶
奥村会員宅では薄茶
田島会員宅では薄茶
それぞれの会場にはマイクロバスにてご案内致しました。
全国から来られた半桂会会員の方々をおもてなしいたしました。
福井では初めての開催となるため緊張の連続。
茶席四畳半にお客様は8人。
兼中斎宗匠は3席目に入られました。
弘入 萩の絵茶碗 をご覧になられる分明斎宗匠。
平成十二年 半桂会福井例会 田島席会記
待 合
掛物 兼中斎筆 富士画賛 共箱
今や曳く富士の裾野の蝸牛
本 席
掛 物 不識斎筆横物 松風清心耳 兼中斎書付
花 入 宗全作 手付籠 不識斎書付
花 ときのもの
香 合 宗全好 蛤菊置上 了々斎判 松翁書付
兼中斎極
利斎 作
釜 遠山 木越三右衛門
作
風炉 鉄破レ
木越三右衛門 作
兼中斎・分明斎合筆 風炉先屏風
共箱
水 指 惺入施釉 潤釉タコツボ 惺斎箱
共箱
茶 器 覚々斎筆 詩面中次 一双の内
同箱
茶 碗 長入作 光悦写赤 銘 翁 而妙斎書付
替 弘入作 黄釉萩の絵 兼中斎書付
替 不識斎好 菊の絵
同箱 保全 造
茶 杓 庭前ノ紅梅ヲ以テ 不仙斎 銘 祝 筒箱共
蓋置 竹引切 不識斎判
建水 和三盆桶 兼中斎書付
正公 塗
菓子器 交趾写菊蟹食籠 即中斎書付
真葛焼
菓子 着せ綿
飛島 製
茶 和敬 林屋
詰
莨盆 大徳寺ノ松 櫛形 大亀老師書付
誠中斎 作
火入 香炉釉
楽入 作
莨入 タトウ
煙管 如心斎好筋
浄益 作