茶の湯同好会主催の例会として今年は特別に港町・三国で薄茶席二席が開かれました。
当日は天候も良く多くの会員参加者で賑わいました。
◎ 薄茶席 於 魚志楼
茶の湯同好会 三国茶席散策 会記
平成二十二年六月二十日 於 魚志楼
掛 物 即中斎筆 和敬清寂 共箱
花 入 惺斎好 千鳥籠 昭竹斎作
花 ときのもの
香 合 桧扇貝 而妙斎在判箱書付
万代屋緞子帛紗シキテ
唐銅朝鮮風炉 真形釜添フ
即中斎 兼中斎合筆曳舟の絵腰桐風炉先屏風
賛 清涼 同箱書付 小兵衛作
棚 @啄斎好 溜丸卓 兼中斎在判箱書付 誠中作
水 指 三国焼 擂座耳付車軸形
茶 器 汐汲蒔絵大棗 即中斎在判箱書付 松逸作
茶 碗 大樋焼飴 銘 福海 而妙斎箱書付 九代長左衛門作
替 仁清写青楓の絵 而妙斎箱書付 善五郎造
替 即中斎筆 清風何処 楽入作
茶 杓 兼中斎作 銘 清友 共筒箱
建水 菊毛織 浄益作
蓋置 浅黄交趾 青海波 瑞山作
菓子器 青交趾松彫食籠 惺斎在判箱書付 妙全造
菓子 酒まんじゅう にしさか製
茶 即中斎好 都賀乃尾 小山園詰
莨盆 如心斎好 鯨手付田楽箱
火入 阿古陀形 秋涯作
莨入 独楽 泉斎作
煙管 如心斎好糸目 五郎三郎作