150  釣釜(つりがま)                          

  釜を五徳や透木を使わずに炉に釣るのを釣釜といい炉と風炉の端境期に使います。
  
  日本古来の家屋では囲炉裏に釜が年中釣り下げられて使われていましたから、 この形を茶の湯に転用したと考えられます。

  広間は鎖を使い小間には竹の自在を使います。
  



 参照

                                 茶の湯用語集   久田宗也 編     主婦の友社
                                茶道具の基礎知識   野村瑞典 著  光村推古書院
               

 


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