啄木とは軸上に付いている紐のこと。
茶掛けでは白・黒・青などの色糸で組んである紐を使用します。
点々とした文様から鳥が木を啄(ついば)んだように見えることからこの呼び名があります。
無地紐の場合は啄木とは呼ばないようです。
参照 『茶道具の基礎知識』 光村推古書院
原色茶道大辞典 淡交社刊