bQ58  土 風 炉   (どぶろ)


  奈良には良い陶土があり春日大社に関係する雑器を作っていたことから土風炉が制作されたようです。

  武野紹鴎の時代には奈良に住んでいた永楽家初代(当時は西村)が指導を受けて土風炉を作ったと伝えられます。

  軟陶で仕上げに布を張り漆を塗って仕上げてあります。

  火を大量に入れたりするとかなりの確率で底にヒビ割れが入るので取り扱いには注意が必要となります。

  
                        参照                                 茶道具の基礎知識      光村推古書院刊
                                 


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