98 河濱支流 (かひんしりゅう)
永楽家・十一代保全(寛政七年1795〜嘉永七年1854)が紀州家に招かれ※偕楽園焼を指導したとき紀州徳川家十代治宝公よりこの金印を頂戴しました。
※文政十年(1827)吸江斎宗左が紀州徳川家に召され樂旦入とともに指導した窯
河濱とは「舜河濱に陶す」という故事に因んでおり、その流れを汲むという意味から支流とされた。
この印は保全・和全・妙全が使った。
参照
原色茶道大辞典 淡交社
やきもの事典 平凡社
原色陶器大辞典 加藤陶九郎 著 淡交社