子どもたちは海を越えた 

〜 下根来子ども演奏団訪韓 交信の軌跡 〜

Date: Sat, 11 Sep 2004 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

おはようございます.

昨日はメ−ルを頂きありがとうございました.

まず,11月29日の學校の訪問を許諾して下さって心より感謝致します.學生達に会えて嬉しいし,さらに,音樂交流まで出来て、私の心は喜びがあふれています.私もいつも「一期一會」について關心を持ち、その出會うことについて大切にしています.

 

學校のホ-ムペ-ジを家族と拜見しました.まぁ素晴らしいですよ!!凄い,凄い!!

學生達達の學校活動について凄く,凄く感動しています.

將來出来れば、私の娘(ダヨンちゃん:5才)を2年後そんな小學校に入學して色な日本の文化や特別活動(體育,音樂,美術,お茶作り,ご料理作り等)を勉強されたいです.外國人も入學が出来ますか?

榮先(ヨンソン)

Date: Mon, 20 Sep 2004 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: アンニョンハセヨ!!

アンニョンハセヨ!! 先ほど送って下さった色な資料が無事に到着して嬉しいです. ありがとうございます. ほんと,お世話になり,感謝致します.

資料をよく見て11月に嬉しい出會うを作ったいと思いました. CDを全部聞いて見ました.素晴らしい!! まぁ感動しています. DVDもよく見てほんと,娘(ダヨンちゃん)を「下根來小學校」に 入學させたいともっともっと感じました. 自然中の校庭や素敵な教育目標で學校生活する兒童達がうらやましいです.

 實は,我が子供達を自然中のふるさととも過ごしたいで今の所で住んでいます. この前(6年前)はふるさとそのままでしたがこの頃少しずつ變えて心が痛いです. で,もっと自然中で移徙したいのここです. 子供達には自然の海,山,森,鳥達,野の花達が一番友達だと思っています. 「下根來小學校」の教育方向が凄く氣に入っています. そんな學校の學父母だたら凄く,凄く幸せですよ!! 幸せな學校の皆樣に會える11月を楽しみにしています. 榮先

Date: Sat, 23 Oct 2004 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: こんばんは!!

こんばんは!!お元氣でしょうか

私もとっても元氣にしています.おかげさまで!!そちら日本は今回颱風のため大變色んな所で被害も發生し,まぁ大變だと思っています.皆樣のご安全を心よりお祈っています.

では,では...榮先

                                                

Date: Mon, 15 Nov 2004 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 國の友情のため...

 私は今から8年前1996年度に日本の外務省の招請で 友情の計劃〉のプログラムに參加した事があります. その時には日本の色な所を旅しながら日本の文化を習いました.あの時を考え見れば今までも心が暖かいです. あの時には皆樣に大變お世話になり,心より感謝致します.なので,歸った後から今まで日本の方達を我が家に招待し,民間交流をしています.

 私達はよく韓國と日本は近くて遠い國だと言います.しかしながら2002年韓日共同World Cup成功と2005年を「友情年2005」と 各種交流事業を通じて韓國と日本が近くて遠い國でなく近くて本當に近い 國になることを心から望みます.雙方が近い國になるためには大きな努力が必要です. まずお互いに關心と愛を持つ努力が必要だと思います.

 大森樣!!われわれお互いに近い國になる事ができるように努力して下さいませんか

一個のみが育って多くの實を結ぶように,大森樣が一個の實になって下さい.ご恩は忘れません.いつまでも... では,會える日を大切にしています.榮先

                                                

Date: Wed, 15 Dec 2004To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 良かったです.

 今日は小浜市長樣に下根來小學校演奏團やKAZUさんへの招請状を送って頂き,本當に良かった,良かったです.

 さて,そちらから歸った後15日間の時間は私として3月の公演の企劃書のため,連日いろいろ難しいし,大變でした.今日まで3月公演の件で市役所へ9回目訪問し,疲れが一杯でした.でも,今日良い結果になり,感謝しています.

 實は,3月の私達の公演は事前の計劃が無し,特別公演を私が企劃し,こちら文藝擔當課と交流協力課の豫備費で皆樣の滯在費や市役所の車輛を協助し,色な決裁が必要な事でした.でも,文藝擔當課の課長始め,係長,擔當者は私に本當に優しいし,親切し感謝だけです.現在私と文藝擔當課や交流協力課が皆樣の訪韓のため,精一杯で努力中ですから楽しみにして下さい.

 私もいつか村上市長樣に出會ったら心の中に喜びがあふれます.韓國について愛情を持って頂き,村上市長樣に心より感謝致します.私の感謝のあいさつを大森さんが市長樣によろしくお傳え下さい.お休みなさい.榮先

                                                

Date: Wed, 16 Feb 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 韓日學生音樂交流...

こんばんは! 今日は多榮ちゃんの豫備召集日で玉溪初等學校(おくけしょうがっこう)へ行って来ました。そちら下根來小學校「こども演奏團」の3月の訪韓の件を教え頂き、玉溪初等學校から「こども演奏團」皆樣との交流を喜んで頂き、3月19日の午前中に簡單な両校音樂交流が出来まして、 まぁ嬉しく思っています。まず、皆樣の演奏を聞いた後、こちらからは皆樣のため、韓國の〈サムルノリ〉を準備するつもりです。後、プレゼント交換と記念寫眞撮影の順で詳細な日程は大森さんと相談したいです。

ただ樂器の移動のため,少し無理があり、 簡單な樂器で演奏が出来る曲を選んで下さいませんか。例え短い時間ですが今回の交流を通じて下根來小學校と玉溪初等學校がこれからもずっと色な交流が出来るように心より祈っています。

                                                

Date: Sun, 27 Feb 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 大變心が痛みます。

 先日(24日)は多榮ちゃんの幼稚園の卒業式で有意味な感動の時間でした。まず、午前は市内にある私立幼稚園へ家族皆が行ってダヨンちゃんに祝賀をあげました。ダヨンちゃんはあの幼稚園で3年間(4 ̄6才)色なを習いながら遊びました。今回の卒業生は全部9名で自分の親子に感謝の歌まで各卒業生が歌いました。私、主人、勝謨は感動の涙が出て大變でした。よく幼稚園の生活を無事に終わってこれからは小學校へ入學出来てただイエス樣に感謝だけです。

 それはさておき、この頃の韓國は島根縣の〈竹島の日〉の制定と駐韓日本大使の獨島(竹島)發言で反日感情が高まった雰圍氣です。で、慶尚北道は今回の事態で島根縣との姉妹結縁を破棄しまいました。連日テレビや新聞等インタネット中には反日記事になり、もっと各種署名運動等がこちら保寧市まで及ぼしています。まぁ大變です。

2005年の両國友情の年や両國訪問の年が無色し、心が痛い、痛いです。もし、こんな影響が3月の公演にまで及ぼすか大變、大變心配になっています。そんなになったら保寧市民は3月の公演に反感で不參を豫想しています。で、昨日は私が副會長(女性會員代表)で入っている「保寧韓日親善交流協會」へ助けを望みました。でも、どの程保寧市民の理解を受けるかそれは分からないのです。何とか両國が一日早く愛と理解で友達になる事を心より祈っています。ただそちら下根來小學校の皆樣始め、メンバー皆さんに3月の公演について惡い影響を及ぼすかそれが一番心配になっています。もし、玉溪小學校からも音樂交流のカンスル通報がありますようです。大變心が痛みです。でも、李保寧市長からは温かい慰勞を受けて、心より感謝しました。では、ご心慮をかけてどうもすみませんですが皆樣の訪韓を楽しみにしています。

                                                

Date: Tue, 01 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: こんばんは。

音樂を通じて両國の温かい理解を得たいものです。お互いに平和的な解決を望みます。

私は下根來小學校の皆樣始め、福保メンバー皆さんのために是非今回の公演を成功させたいと思っています。何とか有意味な公演のため、祈っています。そちら皆樣にこちらの事情についてもし失望させるか心配になっていますがよろしくお傳え下さい。

實は、日本と韓國はいろいろと雰圍氣が違います。例えば、私は訪日際には出来ればほとんど韓服を着て演奏し、そちら皆樣に韓服についてご紹介しても全然問題がありませんでした。でも、もしそちら日本の女性が私のようにこちら韓國で着物を着て演奏し、着物の紹介が出来るかそれは多分難しい事だと思っています。それをこちらでは包容するまではまだまだです。そんなに両國の雰圍氣は少し違いますのでまぁ社會的認識と理解が必要だと思っています。で、皆樣の訪韓を今から楽しみにお待ちします。榮先

                                                

Date: Fri, 04 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: よろしくお傳え下さい。

こんばんは!

メールを頂きありがとうございます。さらに、たかお君の素敵な「パクさん、アンニョンハセヨ」の作文まで 送って頂き、大變感謝致しました。とめどなく涙を流しまして凄く、凄く讀める事が大變でした。ありがとうございます。ありがとう。。。

たかお君の素敵な作文で大きな感動と純粹な氣持ちを感じました。

昨年11月に出會った宮本たかお君がもっとお會いしたいです。。。

そちらから歸った後、ずっと私は下根來小學校の生徒達皆さんとの再會を 楽しみにしています。

 今日はお元氣な聲を聞けて嬉しく思っています。お電話を頂き、ありがとうございました。3月の公演のため、そちら皆樣にいろいろとご心慮をかけ頂き、大變申し譯ありませんでした。まぁ1週間は大變でした。そうです! やはり日本と韓國は近くても遠い國でした。でも、今回の皆樣の演奏を通じて近くて遠い國でなく近くて本當に近い國になる事を

心から望んでいます。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 大変なご苦労、ご心配をかけております。日韓の政治の間に挟まれて心を痛めている朴栄先さんの気持ちを思うとき、心がつらくなります。お体のことを心配しています。近くて近い国のはずなのに、飛んで行けないことが苦しいですね。ご主人にもいろいろご心配やご苦労をかけていて感謝しています。

 さて、今日、昼に、朴さんから緊急事態の内容のメールが来て、校長も驚いて、すぐに市役所の教育委員会の方にも状況を報告に行きました。校長が教育委員会から帰ってきて、話し合いをしました。「子どもたちと、ずっと準備をしてきたので、何とか訪韓させてやりたい。もし、訪韓がとりやめになったら、子どもたちは残念がるだろうし、日韓友情年のために、目標をもって頑張ってきたことが壊れてしまう。子どもたちは、たとえ、文芸会館で人数が少なくても、一生懸命の演奏ができれば、こんな政治状況であっても、子どもの純粋な心を伝えられる。これからの時代を生きる子どもたちの未来を何とか守り、育ててやりたい。とにかく、朴さんと保寧市長様の話し合いの結果を待ちましょう。」と話し合いました。

 子どもたちには、まだ今回の詳しい状況は話していませんが、日韓の歴史も勉強しています。昨日まで、韓国語の講師を学校に呼んで、韓国語会話も教えてもらいました。韓国でも礼儀作法も勉強しました。子どもたちは、韓国語の先生に「素晴らしい!韓国の子どもとかわらないくらい発音が上手になったよ。」と韓国の先生にほめられました。

 子どもたちの日記や作文には、毎日、韓国のことや朴さんのことが書かれています。その中で、小学校1年生のたかお君の作文が、作文コンクールで輝かしい賞に入賞しました。この作文には、子どもたちの純粋な気持ちが入っています。この作文を、どうか李時雨保寧市長様にもお渡しください。盧武鉉大統領にも読んでいただきたい作文です。

 校長が教育委員会に朴さんのメールをもっていかれたことで、先ほど、教育長から電話がありました。「このメールの内容から察するに、訪韓は無理ではないか。」と。

 これから、校長が教育長と話し合いをします。それまでに、必要な情報を私が収集することになりました。そこで、いくつか教えてください。

 (1)保寧市長様の見解について教えてください。

 (2)保寧市長から小浜市長への招請は持続していますか。取り消しですか。

 (3)出演者についての招待は持続ですか。取り消しですか。

 (4)もし、現在の状況の中で訪韓して保寧市を訪ねた場合、子どもたちの安全に心配はありませんか。

 私たちは、何とか子どもの夢を実現できないかと頭をかかえています。

朴さんに、ご苦労をかけて、心が苦しいです。日韓の間でまだ、共有しなければいけない悲しみが多くあります。子どもたちに新しい時代を引き継ぐ前に、私たち大人が、悲しみや痛みを共有し、共同の歴史認識を創りださなくてはいけないのですね。

                                                

Date: Sat, 05 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: お休みなさい。

 先ほど忘れましたが今日,主人が私に「小數の觀客のため、頑張って演奏したら後日に分明に多くの人達によろしく傳える事が出来るのだと。。。それは滿席の820席よりもっと、もっと大きな人達に傳えてそちら皆樣の演奏がこちら皆の心へ永遠に殘在になるでしょう!ただ一人の觀客のためにも素晴らしい公演になることを祈ります。」とメッセージを送りました。今回の事で主人に大變感謝し、もっと家族の愛を感じました。榮先

                                                

Date: Sat, 05 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 精一杯の氣持ちで...

もう全然ご心配にないで下さい。私も元氣で皆樣との嬉しい再會をお待ちます。

それと、この前、送って頂いた部屋の編成も大丈夫かもう一度ご確認して下さい。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 今日は、無事に「小浜市広報大使」の任命状を、保寧文芸会館に送付しました。うまく着いたでしょうか。保寧市長表敬訪問の時、子どもたちは簡単な自己紹介を韓国語ですること、たかお君が作文を読むことについて、いいアイデアだと思います。早速、子どもたちに伝えました。たかお君も笑顔でした。たかお君は作文を心込めて、保寧の市長様に読んで捧げるでしょう。

 子どもの純粋な心が、未来を切り開き、心をつなぐと信じます。楽しみですね。子どもたちは、毎日練習しています。みんな健康でそろって行けることを祈っています。

ところで、たかお君の作文は、全部読んでから、朴さんの通訳をしていただくが、途中で細かく通訳を入れていただくかどちらにしたらいいですか。

                                                

Date: Fri, 11 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>,

Subject: 日程表を修訂しました。

こんばんは。

今日、こちらの事情があり、日程表を修訂しました。ご確認して下さい。大變すみませんがよろしくお願い致します。ここ、日本の輕飛行機が獨島への接近試圖のため、また反日感情が高まった雰圍氣で大變しています。まぁ皆樣の訪韓の時期が惡く思っています。

で、こちら市當局も輿論と社會的雰圍氣のため、葛藤後に各種弘報物の變更(削除等)が不可避になりました。皆樣には大變申し譯ありませんがそれはこちらの雰圍氣ですから仕方ありません。まぁ私、あたまが痛いし、倒れるようです。。。

                                                

Date: Fri, 11 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 嬉しい再會のため。。。

こんなに難しい公演はまぁ始めです。でも、私の心中には新しい力が沸き立って来ました。それは皆樣との嬉しい再會のため。。。榮先

                                                

朴 栄先 さま

 この困難な中にあって、どんな状況にも屈せずに、子どもたちのために、私たちのために、そして未来のために、進めてくれることに、改めて敬意と尊敬と感謝を申し上げたいです。子どもたちの未来は悲観的ではないと信じています。104年前の韓国船遭難救護の時も、民は人としての道を実践しました。私たちは、今、時代に翻弄されながらも、光る星を見上げて希望を失わないでいるのですね。今、朴栄先さんというすばらしい方に出会えたことを嬉しく、感謝しています。

 さて、「海は人をつなぐ母の如し」を韓国語で全部歌うことについては、今から努力すべしと考えていましたが、もし、日本語と韓国語が混じっても可能ならば、それにします。そちらの状況に合わせます。

 今は、僕自身のことは後回しで、子どもたちが無事にステージをやり終えることを考えています。海外旅行は初めての人がほとんどなので、嬉しい旅にしてあげたいと願っています。今回、文芸会館での公演がかなり苦しい状況は認識しました。どうしても不可能な場合は、教会での交流も考えてみました。

 今日は、子どもたちを連れて、小浜市長の激励会に出席しました。小浜市長から「日韓の友情のために、精一杯努力してきてほしい」と激励をいただき、保寧市長様への親書を預かりました。子どもの代表で原麻未さんが挨拶をしました。たかお君もはりきっています。作文の件は残念ですが、状況が状況なので了解しました。

 もし、可能であれば、朴さんと食事の場面で対面したとき、朴さんにたかお君が作文を読む場面を創っていただけませんか。この話をお聞きしたとき、たかお君は練習を始めました。お母さんも、この光栄を喜んでいました。この作文は、たかお君が、朴さんに心を込めて書いたものなので、朴さんに聞いていただければ十分です。公式な場面でなければ大丈夫ですよね。

 朴さん。連日のご苦労、ご心配を思うと胸がいたみます。僕も、朴さんと同じ気持ちですよ。子どもたちの未来を見て、一生懸命の努力をしたいと思います。

 ご主人や、ご家族にも多大のご苦労、ご心配をおかけしていること、胸が痛みます。ご主人とは、直接お話していませんが、大きなお心が伝わってきます。心から感謝申し上げます。

                                                

Date: Fri, 11 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: ご恩は忘れません。

こんばんは!送って頂いたメールや寫眞を見て、ここ、心の病氣になっていましたが、大森樣から私、大きな勇氣を受けて嬉しく思っています。ありがとう、ありがとうございます。

今晩、大森樣からの温かい慰勞は忘れません。

こちらは全部反日の雰圍氣の中にも大川高校と我が教會のように皆樣のため、民間レベルで、温かく皆樣をお迎る方達もおります。まぁ主人の理解無し、皆樣との交流は出来ず、初志一貫の主人に心より感心しています。

                                                

朴 栄先 様

どんなに嵐が吹いても 雨が降り続いても

心の中は熱く ひとすじの気持ちが続いている

目の前の子どもたちの目は輝き 心溢れる歌声が響く

悲しみの歴史を背負い 分けられた海が涙を流す

母なる海は 子どもたちの未来をつなぐ

きっとその日が来る そのためにもっと一緒に

痛みを分かち合いたい

同じこの星に生まれ 同じ時代を生きる

私たちが子どもに伝えていくこと

それは一つになること 手をつなぐこと

痛みを感じ合うこと 分け隔てのない愛

・・・・・・

僕らが生まれてきた意味

                                                

Date: Sat, 12 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 皆樣にありがとう!

保寧市のホームページに3月19日の公演について出ました。ファイルも添附しています。

嬉しい! 良かった!

實は、私その間、食慾がおとろえています。もう楽しみに食べるよ ̄ ̄! カレー食べたい!

皆樣にありがとう!  榮先

                                                

Date: Sun, 13 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: よく忍耐してありがとう。

おはようございます。

昨日の練習は大變お疲れ樣でした。

空然に、曲目の變更は大變ごめんね。。。

何とか韓國語の實力を遺憾なく發揮して下さいよ。

さて、そちらはまた雪ですね。。。多分最後の雪のようです。。。

こちらは朝夕はとても冷えていますが今日は晴れていますのでもう初春です。

先ほど我が庭を多榮ちゃんとゆっくり歩いて見ました。清い空氣ですっきりした氣持ちになりました。後、數日間に韓日關係がもっと惡化になることはまぁ望みません。

現在として、どんな思いも全然ないです。

家で撮った木蓮(モクレン)と昨年晩秋に植えたタマネギの寫眞で

楽しみに見てね。。。私も、その間忙しくて今朝、始めに見て心が温かさであふれました。モクレンとタマネギにごめんね。。。よく見る事が出?ず。。。あの冬をよく忍耐してありがとう、ありがとうと話しました。榮先

                                              

Date: Tue, 15 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 本當に、心が痛みです。

こんばんは。

今、大きな痛みを感じながらこのメールを書いています。

今日、市當局から19日公演について取消の連絡がありました。市長,副市長,各局長の幹部會議でそんなに決定になり、交流課から私に通報しました。まぁ大變です。

この頃,こちらの反日雰圍氣がもっと惡化になって、連日反日糾彈大會が出て、社會的認識上,友情の年の行事,日本招請公演は不可避し、取消になりました。本當に、心が痛みです。3ヶ月間努力した事なのに。。。

最近,島根縣の竹島の日の件や高野紀元駐韓日本大使の發言や日本の歴史教科書歪曲等で

もう友情の年は韓國では退色になり、遺憾のように考えています。2005韓日友情の年は韓國と日本両國間に介在になった痛い過去を忘れて未來で行くと念の表現でした。でも、その念を後にして2005年は韓日關係に‘機會の年’が無く、‘危機の年’になっています。

生徒たち皆さんとの約束のため、どんな難しさがあっても出来るようでしたが私として任力,ありません。保寧市として最大限の努力はもう終わって、こちらの雰圍氣上で獨自的行歩は無理だと私も思っています。私より李市長の立場も大變されて、私が抛棄しました。で、明日午前9;00に李市長との面談で事後對策を交流課と協議します。

後、大川高校の訪問も自然的で取消になりました。大川高校も公立ですから市當局の協助無し,行事進行は無理です。最後で2案の中央教會でのライブもただ、牧師さま一人の決定は無理ですから明日夜堂會で議論後決定します。これから2案の中央教會でのライブが出来ず方は觀光だけ外の方法がありません。

 もっと詳細な事は明日李市長との協議後と明日夜教會の堂會で議論後決定します。

勿論公演取消になったら市當局からの支援經費も難しく思っています。なので、皆樣にはこんな難況まで直面し、大變申し譯ありませんが これからどのようにするか相談して下さい。 現在,外交部から承認した韓國での友情の年行事は全部取消になっています。市當局では招請公演の取消の件で小浜市長樣へ遺憾と謝過の公文を送るようです。榮先

                                                

Date: Tue, 15 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 私達は家族です。。。

こんばんは。

メールを頂き、ありがとうございました。先ほど、大森さんからのメールを讀みながら私十二分にすすり泣きました。今、泣いて目がはれています。

 私この頃、大變疲れていますが皆樣訪韓團(21名)が仁川空港へ到着し、始めに上げる花作りを先日から家族とも作っています。皆樣が一杯で大變ですが楽しみにしています。まだ作っています。で、私達は初志一貫で皆樣の訪韓をお待ちます。

こちらでの協議が終わったらメールを送りしますのでその時によろしくお願い致します。

きっと子供たち皆さんのため、演奏が出来るようにして見ます。私の氣持ちをよくご理解したらそんなに少しお待って下さい。

 先ほどまで主人から平素にしている各小學校の校長に子供演奏團との交流について電話しました。 明日は分明演奏が出?る事がありますように思っています。

もし、出来ず方もぜひ保寧へ訪問されて下さい。私ただ、皆樣との嬉しい再會だけを考えています。私の家族皆は福保のメンバー皆さんとは家族のように考えて、昨年11月に初めて出會った下根來小學校の皆樣について私が歸った後話して、同じ家族のように考えています。で、私は皆樣にダヨンちゃん始め、家族皆の寫眞を送っています。そう!私達は家族です。。。では。。。榮先

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 メールで保寧市の状況はよく分かりました。

 この事態は、未来へいくためのステップだと認識しています。まだ日韓の間で歴史問題が解決していない状況はよく理解しています。

 大きな痛みを胸に強く感じながら、しかし、涙は流さずに、日韓の子どもたちの未来のために、真心を伝えるために訪韓します。

 たとえ、公演が中止になろうとも、どんな嵐が吹こうとも、子どもたちや保護者と訪韓することが、尊敬の気持ちです。保寧市長様に対する敬愛と尊敬の気持ちです。そして、子どもたちが一番会いたい人、朴栄先さんにたいする気持ちです。

 お互いの国の未来のために、日韓の子どもたちの未来のためにがんばりましょう。ダヨンちゃんや、たかお君のために進みましょう。

 朴さんの健康を心配しています。どうか、お体を大切に。

                                                

朴 栄先 様

 大きな憂いと痛みを朴さんと共有しています。最大の努力をしてくださったご主人とも共有しています。民間交流がこんな風に崩れてしまうのは誠に残念です。

 これからどうするか。子どもたちは、今回の訪韓のために12月から3ヶ月以上練習を続けてきました。学校のカリキュラムもこのために合わせてすべて組み替えて取り組んできました。

 先のメールでも書きましたが、子どもたちは、どんな状況にあっても、お隣の国の韓国に対して尊敬の念をもって学習してきました。韓国語も勉強してきました。ステージで大きな声で、韓国語で挨拶し、韓国語で歌うのを夢に見てきたのです。今、訪韓を中止すれば、子どもたちは、今まで勉強してきたことが崩れるかも知れません。子どもたちには、前に進ませてやりたいです。

 今日、韓国公演の最終リハーサルをしました。心に響く歌声になりました。音が出ているだけじゃ伝わらない。韓国の人たちに心を伝えること。このことを大切に大切に取り組んできました。

 そして、子どもたちは、毎日、朴さんの写真やダヨンちゃん、ご家族の写真を見ながら、訪韓を目標に頑張ってきました。

 子どもたちの努力や取り組み、未来への希望、韓国への尊敬の念を大切にしてやりたい。予定が変形してもいいので、何らかの形で実現してやりたいと願っています。

 104年前の泊の韓国船遭難のとき、国と国の挟間にあって民衆は、人としての人道だけを実践しました。同じ涙を流し別れたのです。

 たとえロウソクの灯のような小さな光でもいいので、民間交流の灯をともしましょう。私は、子どもたちのために訪韓したいと考えています。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 メールを読んで、朴さんの気持ちを察し涙がこぼれます。

 保寧のことはまだあきらめてはいません。鄭在吉教授にも電話しました。栄先さんからも相談があったと聞きました。ソウル観光というのは、最終手段です。心は、保寧にあるのに、ソウルを観光しても空しいでしょう。 

 子どもたちにとって、今、一番させてやりたいことは、一番会いたい人に会うことです。それは、朴さんや、ご家族に会うことです。

 たとえ演奏(公演)はなくても、心配しないでください。子どもたちはこの3ヶ月、保寧の方に向かって練習し続けましたから、もう心は届いていますよね。朴さんにはもちろん、李時雨市長様にも届いていますよね。もうそれで満足しなければいけないと思い始めました。私たちは、家族ですね。目の前に壁が立ちはだかっても気持ちは変わらない家族ですね。直前まで待ちます。もし、公演が無しの場合は楽器は持たずに訪韓になります。

 もう翌日になりました。今日は卒業式の日です。3人の子らに手紙を書いてから寝ます。おやすみなさい。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 今、子どもたちとお互いの国の未来のために、命がけで孤軍奮闘しているパクさんに、子どもたちが会いに行くことだけを考えています。それ自体が歴史的な価値ある旅です。たとえ、音楽が鳴らなくても、朴さんと、子どもたちの心をつなぐ、心つなぐ溢れる表情の音楽が、訪韓の道に響き渡ります。

 

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 今日は3人の6年生が卒業しました。太陽の光があふれる温かな日でした。

お忙しい中、3人の卒業生にお祝いカードをメールで送っていただき、大変嬉しく感謝しています。早速、プリントアウトして、子どもたちに渡しました。とても喜んでいました。

 卒業式は9時から10時40分まで行われました。式の中で、子どもたちは栄先さんのこと、訪韓公演のこと、韓国への想いを語りました。そして、韓国で演奏予定の曲を演奏しました。感動的でした。子どもたちは、感激して、涙溢れて大変でした。けど最後まで演奏しましたよ。

 3人の6年生を卒業させてしまうと、学校がさみしくなりました。午後は、職員で、訪韓のための荷造りをしました。大きな楽器は琴と太鼓です。あとはみんなで分けて運びます。

 子どもたちは必ず栄先さんに会いに保寧へ行きますよ。今、栄先さんに会いにいくことが、子どもたちの気持ちです。子どもたちは、朴さんと朴さんの家族の前で演奏できれば幸せです。人数が問題ではありません。一番聞いて欲しい人に聞いてもらえるのが音楽の喜びです。卒業式の日の子どもたちの表情を写真でお送りします。

 

                                                

Date: Thu, 17 Mar 2005To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 皆樣にありがとう!

こんばんは! 先ほど大森樣からメールと寫眞を送って頂き、ありがとうございます。素敵な卒業式のように感じまして、大變お疲れ樣でした。

 さて、何回の協議最後にこちら小學校との交流が出来まして良かった。保寧市内よりバスで25分頃遠い小學校で韓國で分校外に一番小さな小學校です。生徒達が全部11名、幼稚園生が5名で總16名の生徒達と先生方、親子まで參席のようです。校長先生に大變感謝しました。この交流はまぁ有意味な交流で緊急に出来ました。學校は田舍の中にあります。學校からは下根來小學校生徒達皆さんのため、歡迎のプランカードとプレゼントまで

準備し、もっと感謝しました。出来ればそちらでも少しでもこちら生徒皆16名と學校側に簡單なお土産を準備して 下さいませんか空然にすみませんがよろしくお願い致します。で、私は精一杯の氣持ちですよ。幸せです。皆樣の交流は勿論子供演奏團や福保演奏團やKAZUの演奏も出来て、大變嬉しく思っています。たとえ、始めの文藝會館のステージから會場が小さな小學校の運動場で變わって皆樣には大變申し譯ありませんが私は滿足,大滿足しています。校長に昨日の私と大森樣間のメールの内容を全部話し頂き、私が哀切に何回も話しました。子供たちのため、韓日両國の未來のために。。。 校長から通過した後ももし、變更があるか大變心配になり、2回の再確認までしました。 それはこちらの雰圍氣上,變更してもよく理解しています。

ただ、子供演奏はマリンバとビブラホンは無し、出来る曲で演奏して下さい。

外の樂器は出来ます。ごめんなさい。會場が運動場でマイク無し、演奏しますのでよろしく。でも、ピアノは設置出来て、福保は2曲(あなたは愛される。。。、サランウロ)

KAZUは1曲(海は。。。)で全部30分ぐらい準備して下さい。

勿論日本語と韓國語の併合でもOKです。演奏順序のため、子供たち皆さんの演奏曲名を教え下さい。次は、午前に李市長に出會って今回の件を協議しました。

こちら市廳内でも反日糾彈大會が出ていますので、市長にもっと大變され、皆樣との對面式も市庁では出来ず、お昼時に食堂でします。

 食後時間が出来れば市庁へ訪問出来るようにして記念寫眞でも撮って見ます。 その時には多分市役所の皆が退勤し,交流課から出来るように話しました。 何とか難況中の訪問ですから皆樣にはいろいろと大變申し譯ありません。 それと、主人の大川高校はもし訪問が出来れば皆樣のため、學生たちがサムルノリを 準備していますがこちらの雰圍氣のため、まだ分からないです。 何とか苦心している校長には大變感謝しています。

 最後で、我が教會の堂會では大きな愛と包容力で皆樣の公演を受け頂き、感謝しましたが私が再考し、もし問題が發生したらそれは牧師さま始め、教會に大變難しい事だと考えて抛棄しました。教會側にはまぁ大變感謝しました。 我が教會は市内中心にあり、多數人達がよく分かって皆樣に不利し、 主人が大變心配になって,そんなに決定しました。たとえ、皆樣の演奏が短く考えていますが私、心の中に喜びがあふれています。何とか友情の年行事は出来るようです!勿論我が家でもあの素敵な演奏をぜひ、ぜひお願い致します。家でも音樂會をしましょう! 皆樣にありがとう!

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 最大の努力をしていただき昼夜走り回って、子どもたちのために交流設定をしてくださった栄先さんに心から感謝します。今回の島根県の行動、日本の対応がこんなに朴さんを苦しめ、傷つけたこと。誠に悲しく、憤りを感じています。しかし、それに屈することなく、ここまで一貫して初心を貫徹してくださる朴さんに大きな尊敬念をおくります。

 今回のプログラムで最大限の努力をします。校長には、昨日概略を話してあります。

「招請公演は無くなる。民間交流になる。」と話しました。そして、訪韓への決意を話しました。今日、朴さんのこのメールをもとに詳しい話をします。

 文藝会館での公演はないですが、小さくても交流ができます。事実上、訪韓交流となっています。改めて、韓国のオモニ、日韓の子どもたちのための大きな、大きなオモニ、朴栄先さんに敬愛を捧げます。

                                                

朴栄先 様

 明日、笑顔で会いましょう。朴さんに会いに行くことが子どもたちの喜びです。心の道は朴栄先さんに続いています。子どもたちは大きな楽器を持たずに行きます。いろいろありましたが、このプログラムなら、朴さんと子どもたちがゆったり交流できますね。明日の再会、楽しみです。アンニョンヒ チュムセヨ!

  


子どもたちはかくして海を渡った---
帰国後

                                         

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 昨夜10時に無事下根来小学校に到着しました。大阪で交通渋滞のため予定より、1時間ほど遅れました。子ども達も保護者もみんな元気で、笑顔で家に帰りました。子どもたちは、帰りのバスの中でも大きな声で話しながら、笑顔溢れていました。学校にバスが到着すると、家族が向かえに来ていました。みんな元気で、笑顔で保寧での感動的な三日間の旅を話しました。

 校長先生が関西空港まで出迎えに来てくれていました。バスの中で、この三日間の旅の報告をしました。校長先生もとても感動していました。そして、朴さんに心から感謝しています。

 歴史問題で、嵐の中を行く船のような状況でしたが、栄先さんの家族を中心とした、大きな愛の船に乗せていただき、守られて、子どもたちも保護者も、みんな愛と感動を自分の心に入れて帰ってきました。

 プログラム通りに進行していたら、それはそれで嬉しいけど、こんなに深い感動はなかったかも知れません。歴史問題、政治の嵐の大海の中で、東へ西へと流されながらも、朴さんと私たちは、星を見上げ、目指す進路を見失うことなく、当初の目標を実現できました。

 これは、日韓の大きな歴史です。朴栄先さん家族と子どもたちがお互いの国を、心でつないだのです。こうして、手紙を書きながらも、感動して涙が流れます。準備の段階から、訪韓まで、そして訪韓の旅の出来事と私たちの心の軌跡は、映画のドラマ以上に感動的です。

 一部の動きから、今まで築き蓄積してきた、日韓の友情が危機的な状況になりました。韓国と同様、日本でもマスコミが連日、この話題を報道し、「韓国は近くて遠い国」との印象が広がりました。しかし、今回の訪韓、音楽交流で、子どもたちも、お母さんやお父さんたちは、「韓国は近くて近い国、家族のようだ」と強く感じました。

 命がけで日韓の子ども達の友情、をつないでくれた朴栄先さんに、心から大きな尊敬と感謝を申し上げます。そしてご主人、家族に尊敬と感謝申し上げます。ご友人、親切にしてくださった多くの保寧市民の皆様に感謝を申し上げます。韓国と日本の子どもたちの未来をつないでくれた「日韓の子どもたちのオモニ 朴栄先 様」カムサンミダ!

 昨夜は、電話をしたとき、声が出ない状態になっているご様子で大変心配しています。大丈夫ですか。お疲れが出て寝込んでいないかと心配しています。今日は、メールで取り急ぎお礼を申し上げます。

 ご主人、スンモ君、ダヨンちゃんによろしくお伝えください。

 

 22日に小浜市長に子どもたちと報告に行きます。これからそのための報告資料作成のため、一日パソコンに向かいます。写真や、ビデオも編集します。少し時間が必要なので待ってください。でき次第お送りします。

 朴さんご家族と一緒にとった写真を数枚添付します。

                                                

Date: Mon, 21 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 訪韓際にお疲れ樣でした.

 昨晩は訪韓團の全員皆樣が無事に歸國され頂き、大變感謝しています。たくさんのお電話やメール,寫眞も頂き、心より感心しています。大森先生始め,先生方達,保護者皆樣,特に生徒達皆さん大變,訪韓際にお疲れ樣でした.勿論福保のメンバー皆樣も。。。

私は皆樣とのお別れした後歸るバスでずっと?が出て本當に、大變でした。

 現在,喉が少し痛みですがこれからよく休養できたら大丈夫になり、ご安心して下さい。學校側から公演準備のパンフレットや演奏CD,卒業式のDVDまで私に頂き,心の中に喜びがあふれました.その間校長先生始め、訪韓團皆樣が訪韓公演についていろいろとたくさんの準備を頂き,本當に,ありがとうございました.そんなに,準備した事なのに。。。

大變心が痛みです。。。申し譯ありません.

 でも,大きなステージでの公演は出?ませんでしたが我が家でも何と.2005友情の年行事と言う韓日音樂交流は出?まして,私として大滿足しています.まぁ幸せです.

そちら訪問團21名とこちら參席者23名で全部44名が交流會に參席出来て民間交流が出来ました.本當に,嬉しく思っています.

 午前は市役所へ行って李市長に出會って,そちらからもらった全ての資料も持參し,報告しました.李市長も全ての資料をよく見て頂き、感謝し、こんなに準備されて 公演が出来ず、殘念、殘念だと頂き、小浜市長樣からの親書も喜んで頂き、李市長からも 小浜市長樣に親書をお送りするつもりです。

 後、我が家での交流會のパンフレットも私が上げてそれも大變良かったと有意味な事だと頂き、感謝しました。 福保メンバー皆樣にはぜひ7月に嬉しい再會を約束しました。

おまつさんと海透さんには私に別途のお土産まで傳達し、感謝しました。

次回おくりします。それと、小浜市の弘報大使と下根來子供演奏團とKAZUさんも今回は 公演が出来ず殘念でしたが今度は雰圍氣が大丈夫になったらぜひまた公演をして下さいと 話しまして何とかもっと感謝しました。

文藝擔當課と觀光課と交流課の關係者(課長,係長,擔當者)にも皆樣からのお土産を傳達しながらその間今回公演のため,感謝のあいさつをしました。皆は公演も出来ず、お土産をもらうは無理だと全部話しました。皆樣によろしくお傳え下さいと感謝で話しました。

では、寫眞見て下さい。

                                                

Date: Tue, 22 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: また皆樣の演奏の樣子を...

こんばんは!

 訪韓報告會は無事によく終わりましたか。大變ご苦労樣でした。

今日の夕御飯は家族とも今回大森さんが頂いた生徒達皆さんの訪韓公演のCDを聞きながら食べました。今も演奏を聞きながらメールを書いています。やはり素敵な演奏や歌だと感じまして、あの素敵な演奏が聞けて良かったです。

 私が聞いた昨年11月の演奏よりもっとパワーが入って、 もっと、もっと嬉しく思っています。昨年生徒たち皆さんに出會ったあの時が覺えて本當に懷かしく思っています。

いつかまた皆樣の演奏の樣子を見れば心の中に喜びがあふれます。

 我が家はまだ下根來のムードで皆樣が我が家に訪問された當時のように 全てがそのままにしています。 演奏會のため主人が作成したカーテン上の學校の名前とステージの色な樂器や皆樣と下根來小學校の一杯の寫眞、日本と韓國の國旗等。。。

少し寂しいですから當分間は家族と相談し、そのまま置いています。

私始め、主人、スンモ、ダヨンちゃんまで下根來のふるさとの素敵な演奏に大變氣に入っています。どうもありがとうございます。おかげさまで生徒たち皆さんとの音樂交流が出来て大變感心しています。

 

                                             

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 昨日、小浜市庁を訪問し、訪韓の報告をしました。

 まず、教育長に、この訪韓は成功したことを伝えました。朴さんの家での音楽会は、心溢れる感動的な音楽会であったこと、朴さんのご家族が命がけで私たちを迎え入れてくれたこと、保寧の皆さんがとても親切にやさしくしてくれたこと、下根来の親子は、朴さん家族の家族愛から多くを学び、親子のとってもとてもいい体験、勉強になったこと、などを伝えました。教育長はとても喜んでくださいました。そして、朴さんからのみやげ、団からのみやげをプレゼントしました。

 次に、村上市長に会い、教育長と同じ報告をしました。そして、李時雨保寧市長様に小浜市長からの親書とお土産を確かにお届けしたことを報告しました。保寧市長様は、心から私たちを見守っていてくださったことを伝えました。朝、温かい朝食をごちそうになり、私たちは、市長様の大きな愛に守られて、出発したことを報告しました。村上市長は、保寧市の皆様の心溢れる受け入れに対し、感謝の気持ちを話されました。そして、この訪韓が、今後の保寧市と小浜市の心がつながればと期待されました。

 保寧市の大川海水浴場で見た海鮮食材の豊富なことも報告しました。小浜市は「食のまちづくり条例」を作成して、まちづくりを推進している全国で唯一の市です。食の交流は心の交流だと考えています。今後、保寧市と食を通しても心の交流ができればと私は思います。

 このあと、報道関係(テレビ・新聞)の取材があり、子どもたちは、訪韓で朴さんに再会し、日韓音楽交流会をして感動したことを話しました。子どもたちの感想がすばらしかったです。3日間の訪韓の旅の中で、子どもたちが大きく成長したことに感動しました。

 学校の教室には、訪韓の荷物や楽器などはまだ、そのままにしています。まだ、荷物を片づけるのはさみしい気持ちです。朴さんの心と同じですね。離れていても心は同じですよ。私たちは大きな家族です。子どもたちは兄弟です。心があふれていますよ。子どもたちもお母さん達も、朴さんの家族の大きな愛、強い家族の絆を見て、大きく感動し、影響されたこと、このことが最高のおみやげです。

 子どもたちは笑顔です。親子の絆もより深まりましたよ。幸せになるために生まれてきた子どもたち。親子の絆と愛があれば、どんな嵐が吹き荒れても大丈夫です。

 訪韓して本当によかった、子どもたちは生涯忘れないでしょう。子どもたちの未来は大きな愛によって祝福されています。

 大川教会の牧師様、保寧重唱団の皆様、市の関係者の皆様、朴さんのご親戚、ご友人、集まってくださった多くの皆様に心から感謝します。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

お忙しい中、メールありがとうございます。早速礼状の準備をします。

 福保演奏団の演奏が、たとえ、今年は日本国内だけであっても、ぜひ実現して欲しいですね。当分、国家間の間の政治戦争は続くと思います。一般市民の気持ちとは違うところで話が展開していくことが残念です。今回の訪韓報告をしたとき、マスコミ各社に、「民衆の思い、日韓の民衆の思いも伝えて欲しい。」と話しました。

 ご主人の具さんと、いつか、歴史問題についても一緒に勉強し、日韓両国の子どもたちの未来のために働きたいですね。朴さん、未来のためにがんばりましょう。

 新しい時代へ進むためには痛みはつきものです。

 今、想いはすべて音楽の情熱にして、魂の中に刻みたいですね。

 心から尊敬するご主人の具さんに、よろしくお伝え下さい。

                                                

Date: Sat, 26 Mar 2005 To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 轉勤の件を教え頂き...

おはようございます。

皆樣からの手紙や旅行記を送って頂き、心より感心しています。

原良光團長樣は今回大變お疲れ樣でした。よろしくお傳え下さい。

さて、転勤の件を教え頂き、ありがとうございます。

下根來小學校の生徒皆さんには大變寂しい事になり、私も寂しいです。

大森先生から習った下根來のふるさと音樂活動中に素敵な演奏が出来ました。あの素敵な演奏は今まで聞けた全ての人達の心の中に永遠に忘れないように考えています。榮先

                                                

Date: Mon, 28 Mar 2005  To: "KAZU- san" <kazu-o@mitene.or.jp>

Subject: 素晴らしい!

 生徒たち皆さんからの旅行記ファイルは、明日くらい到着すると思っていますので楽しみにしています。お疲れ樣でした。ありがとうございます。では、私の氣持ちのため、そちら皆樣にご心慮をかけてもっと心が痛みです.で、これからは私の事については全然心配にないで下さい。もう元氣になったよ!では、また。榮先

                                                

朴 栄先 様

 メールを読みました。私も同じ気持ち、同じ考えです。

 私たちは家族です。

 笑顔で再会することを楽しみに生きましょう。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 今日は、下根来小学校に行って、荷物を片づけ始めました。しかし。まだ心の整理がつきませんね。3月31日までのこの4日間に、気持ちを整理して、下根来を去りたいと思います。今日、松村さんから電話がかかってきて、コーヒーを飲みながら少し話しました。コンサートが出来なくても、私たちの絆は切れることはありません。家族だと話していました。民間交流なら、いつでもできますね。ご家族で遊びに来てください。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 手をつなぐ日はやがてくる

 その日のために私たちは心をつないでいきましょう

 心の時間を大切にしていきましょう

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 お元気ですか。体調は大丈夫ですか。

 私の方は、4月1日に、新しい学校に着任しました。挨拶回りや、年度初めの事務で土日も出勤しています。昨日の2日は、下根来小学校ΡΤΑの送別会がありました。保護者の皆さんの話題は訪韓のことでした。皆さんは朴栄先さんに大変感謝していましたのでお伝えします。訪韓旅行記の編集、あと1週間で完成かと思っています。できたらすぐにお送りします。子どもたちと別れる時、子どもたちから手紙をもらいました。今、読みながら、気持ちが溢れています。涙、涙です。子どもたちに手紙を書きたいけど、時間と競争しています。

                                                

朴 栄先 様 アンニョンハセヨ!!

 今日、3時頃、荷物が届きました。誠意溢れるお手紙と多くの土産を送っていただき、感謝しています。

 今日、夕方までに、下根来へ行って、子どもたち全員の家庭に配達しました。中塚先生、豊田先生にも直接渡しました。子どもたちも先生もとても喜んでいました。本当にありがとうございます。多くのお土産をいただき、感謝、感謝です。箱を開けて、朴さんの溢れる誠意に感謝感激です。

 子どもたちの手紙が朴さんのもとに届いてから後、どんなに残念な気持ちで、手紙を書かれたかを思います。そして、同じ気持ちです。

 私たちの交流は、形は変化したが、目標は達成したと自信をもって言えます。音楽は心の自由です。私たちは、あの状況の中にあって心をつなぎあいました。平坦な道を行くより、もっと力強い友情で結ばれました。この交流は歴史的な記念碑です。そして私たちのこの交流が、日韓の友情を必ず再生する力になると信じています。

 今、日本の状況も悲しいものです。韓国の人々と痛みを分かち合い、未来を志向するというのが、多くの民衆の気持ちです。日本では、ドラマは、韓国ドラマばかりだし、韓国の歌手、韓国の食材は日本の食卓を豊かにしているし、民衆レベルでつながっているのに、悔しいです。民はいつも翻弄されて涙を流している。

 私たちの交流を歴史として、記録し、伝えていくことが、今、大事だと考えています。今、記録を編集しています。もう少し、時間がかかります。できたらお送りします。ご主人、スンモ君、ダヨンちゃんのお手紙を感動しながら読みました。心が溢れて、感動しています。カムサンミダ!

 

 「子どもたちは海を越えた」(下根来子ども演奏団訪韓記録)として文集にしました。2004年から2005年にかけてあった小さいけど大きな歴史です。パクさんと出会った子どもたちの記録です。日韓の友情の記録です。