7月の一枚

 7月は標識調査の回数が少なく、これといった結果が得られませんでした。
 が、あえて載せるとすれば以下のクロツグミの幼鳥でしょうか。

1.クロツグミ(♀・J) 2003年7月26日大野市平家平

 今年は平家平ではクロツグミが少なく、繁殖期(5,6月)には捕獲されませんでした。
 しかし7月に入ってようやく幼鳥が捕獲できてホッとしました.
 クロツグミは幼羽でも雌雄の判別が可能です。上の写真では全体に黒っぽく、オスのようにも見えますが、オスはもっと黒色味が強くなります。
 背や雨覆の褐色の斑が幼羽の大きな特徴です。
 下雨覆は綺麗な橙色をしています。メスでは成鳥でもありますが、オスでは幼鳥は橙色でも、歳を重ねるごとに黒くなるといわれています。

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