「巣箱を利用したふくろうの標識」
風間辰夫
近年フクロウ科の減少が全国から聞かれるので、その原因を調査したところ、営巣木の不足であることが判明した。
今回はフクロウについて述べる。
1.生態調査
フクロウは最も移動しない種であり、生態調査は比較的容易である。
2.食性の把握(ペリットの収集)
3.巣箱の設置
人間にとって利用価値の少ない、杉、黒松を利用する。
4.利用率は50〜70%(生息数にもよる)
5.巣箱の中、巣立ちしたヒナの樹木の下は“宝の山”である。
(写真提供:風間辰夫)
以上の5項目について、スライドを使用して説明する。