PAGE1(写真は主に2008年1月5日に撮影。それ以外のものは個別に注記)

ここのエサ台にもっとも多く飛来するヤマガラ。
そのかわいらしい表情や動きもさることながら、器用にヒマワリの種子を食べる習性は見ていて飽きない。
 全長は14cmぐらいで、頭部は黒、上面が灰色、下面が濃いオレンジ色をしている。顔のクリーム色の模様がユーモラスに見える。
 オスの方がメスよりも少し大きくて腹部のオレンジ色が濃いと思われるが、実際はほとんど識別できない。
 ヤマガラの個体同士では、比較的はっきりした優劣関係がある。優位な個体はエサ台にゆっくりと滞在し、動きも堂々としている。
 優位な個体はエサ台でヒマワリを調理(皮むき)する。
 両足で種子をしっかり挟み、蚤のような嘴でゴンゴンとつつく。
 一分もすれば食べ終わる。
個体によって、皮の一部(もしくは片面)だけをはがしてからそのまま食べる者もいれば、この写真のように中身をきれいに取り出してから食べる者もいる。
このまま貯食する個体もいるようだ。


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