エイプリルフール企画・総括編 
 
 

あいせん:さて…今年のエイプリルフールはいかがでしたでしょうか?」
あ い こ :アクセスがたくさんあったみたいなんで、取りあえず多くの人達に見てはもらえたようですね。内容的にも評判がいい物がありましたし。」
あいせん:実を言うと、最初“ニヤリ”には長文系のコンテンツは入れないでおこうかと思ったんだ。ただ書いててどうしても単調になりがちだったんで、各カテゴリー毎の最後のページには一通り追加を盛り込んでみました。おかげで“永田町TCG”はかなり評判だったみたいだし。」
あ い こ :それにしても、今回はそれこそ1ヶ月がかりの仕込みでしたからね(笑)。」
あいせん:元々『ニヤリと笑うサイト』という名前が仲間内で出たのはもっと以前なんだ。それこそ『もうマジックもあれなんで Echizen Gather-ru の代わりに始めるか!?』みたいな感じで。 (^^; それがエイプリルフールの企画として結びついたのが3月の頭で、そこから1ヶ月かかってコンテンツを書き貯めて…という感じ。」
あ い こ :当然私は企画の段階から知ってましたから、もう何度掲示板でバラしちゃおうかと思ったか(笑)。」
あいせん:今回はそれこそメンバー板にすら正式には告知してなかったからね。『何かやるのかも』程度のちょっとした触れ込みを書いたくらいかな。」
あ い こ :内容を事前に知っていたのは、それこそ福井のお友達だけですよね。」
あいせん:そもそも福井の人達は“ニヤリ”誕生のいきさつから知ってるから。でも彼らにも全貌は当日になって始めて見せたけど。」
あ い こ :でも今回はなんでこんな隠密作戦になったんですか?」
あいせん:以前やった“ Echizen あくえり”の時に、事前にメールして掲示板に書き込みをしてもらった人から『次は当日ビックリする側に回りたい。』という要望があったんだ。だから今回は1人で企みました。 (^^;」
あ い こ :でも、おかげで見逃した人が大勢いそうな気がしますが。」
あいせん:この手の企画を何週間も公開するのは性分に合わないんでね。2日になった瞬間にさっさと消しました。この手の企画はリアルタイムで見ないと面白さが半減するだろうから、メールで問い合わせなんかあっても対応はできないと思うよ。」
 
 
あ い こ :さて、他のマジックサイトも幾つか企画を公開していたようですけど。」
あいせん:うん。でもなんか『マジックやめます』とか『サイト閉めます』系の企画が多くて、僕個人はちょっとゲンナリしたけどね。 (^^; これについては他のサイトでも感想がアップされてるよ。『本気で洒落にならないのでうちはやめました。』とか言ってるけど。」
あ い こ :なんか大手のサイトほど閉めます・やめます系の企画に走った印象もありますけど。」
あいせん:うちもそうだけど、大手のサイトになればなるほど不特定多数の利用者に“あまり好ましくない利用”をされてると思うんだ。掲示板に得体の知れない輩が現れて暴れるとか、全然別のサイトから遠距離爆撃を受けてるとか(笑)。だから本音としてそういう形でグチの1つもこぼしたくなった。その辺がオチなんじゃないだろうか。」
あ い こ :でも、なんかある意味淋しいですよね。昔はそれこそドメイン名まで取得して凝った企画を公開されるグループもあったんですけど。」
あいせん:少なくともそういう動きがなくなってるというのは、やはり以前に比べてマジックという世界全体の勢いが衰えている証だろうとは思うよ。」
あ い こ :結局こういう企画も、公開する側はどこかでコスト・パフォーマンスを考えちゃうんですよね。公開に要する手間とそれに対する見返りを比較して、適当なところで妥協しちゃう。ましてや公開して大した反響も得られないと思えばやらないし、やったとしてもインデックスか日記にちょっとした嘘を書いて終わり。でもどうせやるならインパクトが大きい物をやりたいから、結局は閉めます・やめます系になっちゃう。」
あいせん:まあそんな感じかな。つまり昨今のマジックサイトではエイプリルフール用に企画を作り込んでも大した見返りは期待できない。そういう判断がどこかで働いた。そういう見方はそんなに間違ってるとは思えないな。」
あ い こ :でも、それにしては今回あいせん君の作り込みは半端じゃなかったですが(笑)。」
あいせん:え!?、ああ、だって今回うちはそれなりに勝算はあったじゃない。エッセイ公開直後や掲示板で話題が盛り上がったときなんかは常時1日200件とかアクセスがあるわけでしょう。これは個人が書くコンテンツのみを公開してるマジックサイトとしては破格のアクセス数だと思うよ。その200人に読んでもらえるだけでも、1日限定の企画を1ヶ月がかりで作り込む作業は楽しくてしょうがないって。」
あ い こ :確かにそれは言えてますね。」
あいせん:しかも今回は1日でそれこそ300件オーバーとかいう意味不明なアクセスがあったわけじゃない。例えば最近話題になってる巨人戦の視聴率なんかもそうだけど、そういう数字って純粋に数の大小が問題になるからね。」
あ い こ :確かにこれだけアクセス数が多いと、普通の管理人なら調子に乗っちゃいますよね(笑)。」
あいせん:要は市議会議員の選挙辺りと同じかな。同じ議員でもやっぱり得票数が多い議員の方が発言力が強くなる。その票が実は他の議員に対するアンチ票だったとか、そんなの関係ないから。得票は得票、そういう見方しかされない。でも本来うちみたいなWebサイトがこれだけの影響力を持ってしまうのはかなり異常な状態だとは思うけど。」
あ い こ :いつになったらうちのサイトで毎日閑古鳥が鳴くくらい、日本のマジックが幸せな状況になるんでしょうね。」
あいせん:その前に本気でマジックから人がいなくなって閑古鳥が…になる可能性の方が高そうだけど。」
 
 
あ い こ :あ、それで気が早いと思うんですけど、来年はどうするんですか?」
あいせん:…それ、随分と気が早いというか早すぎだと思いますが。 (^^;」
あ い こ :でも、既に来年の企画に期待してる方は多いと思うんですけど。」
あいせん:そうだねえ、まあ言うまでもないけど来年については未定です。やるかもしれないし、やらないかもしれない。実際そうだからそうとしか言えないな。」
あ い こ :今回の“ニヤリ”も実行が決まったのは1ヶ月前ですし。」
あいせん:あ、その前の“ Echizen あくえり”はもっと間際だったよ。確か実際の準備期間は半月位じゃなかったかな。」
あ い こ :なんか1年がかりで“永田町TCG”のリストを作るという話も出てますけど。」
あいせん:さすがにエイプリルフール1日の企画に1年かける気はないなあ。 (^^; それこそうちの正式なコンテンツにしてアイディアを公募するとかやると思うよ。」
あ い こ :とにかく今年はうまくいった、ということですね。」
あいせん:来年も今くらいのアクセス数があるのかなあ。僕としてはもうちょっと少なくてもいいんだけど(笑)。」


     

メールは こちら までお願いします。
またご意見などは Message Board でも受け付けています。