あいせん: | 「 | ただいま。」 |
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あ い こ : | 「 | あ、お帰りなさい。たった今第五部の3作目が書き上がりました。」 |
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あいせん: | 「 | …えええっ!?。なんか第一部の頃に匹敵する異様なペースで書いてないか? (^^;」 |
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あ い こ : | 「 | そうですか。だって私はあいせん君みたいにお仕事に行ってるわけじゃないですし、時間はたっぷりありますからね。」 |
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あいせん: | 「 | でもそれにしてもなあ。あいこ先生って僕みたいに複数の文章を同時進行したり、書きためておいて後日公開するとかしないもんね。」 |
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あ い こ : | 「 | 今回の第五部にしても、前のエッセイを公開してから次を書き始めてますよ。そうしないとお話のつながりがおかしくなっちゃいますからね。おかげでここしばらく振り返りの収録が夜遅くなっちゃって申し訳ないですけど。」 |
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あいせん: | 「 | まあそんなことはいいんだけどね。あ、そういえば前から聞いてみようと思ってたんだけど。」 |
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あ い こ : | 「 | なんですか?」 |
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あいせん: | 「 | あいこ先生って僕とこうやって話してるときとか、あと執筆してるとき以外って何してるの?」 |
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あ い こ : | 「 | 基本的に私はカードのイラストですから、当然カードの中で大人しくしてますよ。」 |
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あいせん: | 「 | それで退屈とかしないの?」 |
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あ い こ : | 「 | そんなの考えたこともないですよ。だって元々私はそういうキャラクタなんですから。」 |
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あいせん: | 「 | ああ、そうなんだ。」 |
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あ い こ : | 「 | だからあいせん君が買い置きしたお菓子とかが勝手になくなったりしないでしょう?」 |
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あいせん: | 「 | それはある意味ありがたいかも(笑)。」 |
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あいせん: | 「 | さて、それでは“マジック販売店への酷評”の2回目を。」 |
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あ い こ : | 「 | なんだ、今までのやりとりで忘れてくれてると思ったのに(笑)。」 |
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あいせん: | 「 | そんなわけないでしょう。」 |
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あ い こ : | 「 | やっぱりね。」 |
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あいせん: | 「 | ということで、2回目はS県の“○”というお店です。あ、お店の名前をアルファベット1文字で略そうかと思ったんだけど、それでもどこのお店か特定されそうなんでやめとく(笑)。話しにくいからここではそのまま“○”でいくけど、公開するログの方は伏せ字にしといてね。」 |
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あ い こ : | 「 | 了解です。“○”って以前アンソロジー・ギフトボックスのアーナム・ジンの枠を黒く塗ったカードを販売してたというお店ですよね。」 |
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あいせん: | 「 | まあこのお店が自身で塗って売ったかどうかまでは断定できないけど、そういう偽造を見抜くスキルがないのにシングルカードを扱うのはいかがなものか。僕の記事ではそういう形で取り上げました。」 |
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あ い こ : | 「 | 実は当時書かなかった酷評が結構あったんですよね、この“○”には。」 |
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あいせん: | 「 | うん。初心者が持ってる人気カードをただ同然に巻き上げて高く売ったとか。この情報は現地のデュエリストからの情報なんだけど、その情報源が信頼できる人だという観点で、僕はその内容を事実だと認定してます。」 |
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あ い こ : | 「 | まあその他にも色々と…」 |
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あいせん: | 「 | まあね。これはその情報の中にあった話じゃないんだけど、僕が自分で調べてちょっと不思議に思ったことがあるんだ。その“○”のWebサイトでポケモンTCGのイベントが告知されてたんだけど、そのルール説明の中で『カードはすべてスリーブに入れるように。』というのがあったんだ。」 |
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あ い こ : | 「 | ポケモンTCGってそういうルールなんですか?」 |
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あいせん: | 「 | いや、そんなの聞いたことがないよ。第一その大会はメーカー公認じゃなかったはずだし。」 |
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あ い こ : | 「 | なんででしょうね。」 |
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あいせん: | 「 | 当時は理由がよく分からなかったんだけど、今になって思い返してみると『初心者が知らずに高額な人気カードを持っていたら搾取しようと思ってて、カードに傷が付かないようにあらかじめスリーブに入れさせてた。』って気がするんだけど。」 |
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あ い こ : | 「 | ああ、そういう見方もできるんですね。少なくともスリーブも売って…くらいの思惑はあったのかもしれませんけど。」 |
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あいせん: | 「 | まあその位疑いを持たれたお店がやることなんて信用はされない、ということですな。李下に冠を正さずという言葉もあるけど、疑いを持たれるようなことはよほどの理由がない限りやらない方がいい。」 |
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あ い こ : | 「 | 確かに。」 |
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あいせん: | 「 | ただねえ…今回この話題を話すために改めて“○”のことを調べてみたんだけど、少なくとも最近の“○”ってTCGプレイヤーにはそれなりに評判が良さそうなんだよ。」 |
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あ い こ : | 「 | え、そうなんですか!?」 |
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あいせん: | 「 | なんかマジックの販売からは撤退したっぽいんだけど、その他の国産TCGのイベントなんかを積極的に開いてるみたいで、そういうTCGのプレイヤーからは『自分が遊んでる弱小TCGをサポートしてくれる貴重なお店だ。』といった評価も見られるんだよ。」 |
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あ い こ : | 「 | そうだったんだ…あ、それで今回のあいせん君の論調って切れ味が鈍いんですね(笑)。」 |
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あいせん: | 「 | そういう痛いところを突かないでくださいよ。 (^^; 確かに“○”がかつてあまり好ましくない商売をしてた。それは間違いないと思うんだ。でも同時に今は別のお客さんからは感謝されるような商売をしてる。その事実も我々は認めるべきなんだろうな。」 |
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あ い こ : | 「 | あ、そういえば“○”ってマジックからは撤退したって言いましたよね。」 |
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あいせん: | 「 | うん、Webサイト中の取扱品目から消えてるからそう思われる。以前はトップ項目で大きく扱ってたんだけどね。」 |
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あ い こ : | 「 | 周囲のお客さんの目が厳しくて…ということなんでしょうか。」 |
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あいせん: | 「 | それはあるかもね。あとあんまり書いちゃうといよいよお店が特定されちゃうので控えるけど、TCG以外のある特定の商品カテゴリーでもかなり頑張ってるみたい。」 |
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あ い こ : | 「 | 今回のこの振り返りを読んで、多分事情を知ってる地元の人達から追加の情報が来ると思うんですよ。それで『いや、実はどう間違ったのか心を入れ替えてよいお店になったみたいですよ。』みたいな報告があるといいですね。」 |
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あいせん: | 「 | それはぜひとも願いたいね。そういうことならむしろ“好例”として紹介したって構わないくらいなんだし。」 |
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あ い こ : | 「 | あ、ところで今度こそやってもらいますからね。私のエッセイの振り返り!」 |
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あいせん: | 「 | ああ、はいはい。もちろんそっちも忘れてませんよ(笑)。」 |
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あ い こ : | 「 | というか、ここは本来そっちがメインなんですから。」 |
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あいせん: | 「 | ただし『じゃあなぜそうはならなかったのか?』については次回に譲るよ。そうじゃないとあいこ先生だって困るでしょう?」 |
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あ い こ : | 「 | そうですね。次回書こうと思ってるお話を全部ここでされても困りますから。 (^^;」 |
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あいせん: | 「 | 前から言ってるように、結局よいお店って“その店の店員自身が通いたくなるようなお店”なんだと思うんだ。例えば掃除が行き届いてないお店なんか普通は通いたくないだろうし、愛想のない店員とか素行の悪い常連がいるお店もいやなはずなんだ。」 |
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あ い こ : | 「 | それは間違いないと思います。」 |
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あいせん: | 「 | ところが店員って、同じ場所で長く店員をやってるとそういう視点がなくなって来ちゃうんだ。店が散らかっていても商品がホコリをかぶっていても気にしない。常連の素行が悪くても『あの人はお客さんだから。』で済ませちゃう。あと店内での喫煙や飲食とか。」 |
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あ い こ : | 「 | まあ人には慣れとか馴れ合いといったことはありますからね。」 |
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あいせん: | 「 | 僕が今勤めてるお店でも問題になったんだ。僕自身も最近ちょっと『別にいいか。』で流してたんだけど、少し前に赴任した副店長さんの『ダメだ!』の一声で一気に色々と変わったんだ。さすがにその時僕も思ったね。『ああ、自分もナアナアになってたなあ。』って。」 |
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あ い こ : | 「 | そういうものなんですね。」 |
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あいせん: | 「 | しかもそういうのをお客さんから言われたり、あとよそで話題にされてるのを見ると、そういうナアナアな店員に限って『これは他店の営業妨害に違いない!』とか騒ぎ出す。そういう傾向は特に酷評がささやかれるお店には顕著に見られるんだ。さっきの“○”も以前は他の競合店の悪口を随分と言いふらしてたらしい。自分が満足な仕事をしてないのを棚の上どころか富士山のてっぺんくらいにまで上げちゃってね(笑)。でも自分がちゃんと店員としての仕事をしてるなら、別に他の人が何を言ったっていいじゃん。間違いなくちゃんと見てるお客さんは見てくれてるから。」 |
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あ い こ : | 「 | そういう噂で振り回されてお店を選ぶようなお客さんって、お店にとってはあまり有り難みがない気もしますよ。」 |
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あいせん: | 「 | それはあるよ。結局そんなお客さんは『あっちのお店の方が1円安いぞ!』でそっちに行っちゃうだろうから。あとそんな噂、いちいち相手にしてられないでしょう。」 |
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あ い こ : | 「 | それもありますよね。」 |
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あいせん: | 「 | 例えばの話、PTAの集会とか小学校のホームルームで『あのお店には行っちゃいけません。』なんて指導をされるケースすら世の中にはあるんだよ。それも本当につまらない理由、例えば週刊誌にそのお店で売ってるゲームを悪く取り上げる記事が載ったとか。その時いちいち小学校に乗り込んで『責任者出てこい!』とかやる?」 |
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あ い こ : | 「 | さすがに無理だと思います。やってもムダでしょうし、かえってお店へのバッシングが強まるだけでしょう。」 |
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あいせん: | 「 | そういう噂や風評って、結局はお店が頑張って自ら払拭するしかないんだって。だから最初からそういう風評は気にしない。自分が自分のお店に自信が持てるようにやっていけばいいんだよ。」 |
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あ い こ : | 「 | 結局のところ、何だかんだ言ってお店って店員次第なんですよね。」 |
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あいせん: | 「 | 店員が頑張れば結果、要するに売り上げは後から着いて来る。そう思って頑張らなきゃ店員なんてやってられないしね(笑)。」 |
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あ い こ : | 「 | で、ちなみにあいせん君のいるお店って掃除は行き届いてるんですか?」 |
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あいせん: | 「 | …なんでそういう答えにくい質問を平気でするかなあ?(爆)」 |
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