Postscript 
 
 

あいせん:ちょっと仕事の方が佳境を迎えてたんだけど、今日で一段落したから時間が取れますよ。」
あ い こ :了解です。では早速振り返りをお願いします。」
あいせん:分かりました。まあ実を言うとうちのアクセス数がここ1週間ほど200件/日を越える状態になってたんで、ちょっと冷却期間が欲しかったというのもあるんだけどね。」
あ い こ :Webサイトの管理人も色々大変なんですねえ。」
 
 
あ い こ :ということで、今回はあくまで“序章”ということなんですが。」
あいせん:こうやって問題点をピックアップしてみると改めて感じるけど、こんなの本来1ユーザーがあれこれ心配する話じゃないだろう(笑)。」
あ い こ :確かにそれはそうなんですが。 (^^;」
あいせん:誰がどう考えたって競技マジックはマジック界全体の発展に貢献する物にすべきだし、マジックの外の世界にマジックを堂々とアピールできる物にすべきだろう。あと競技マジックの知名度で外部というかスポンサーの資金を取り込んで、それをユーザーに還元するための媒体にもなるべきなんだ。でも実際はそういう理想像の1割も今の競技マジックは実現できてない気がするけど。」
あ い こ :確かにそうですよね。今の競技マジックの存在ってマジックという世界の総資産を増やすことにはちっとも貢献してなくて、むしろユーザーのマジック離れすら招いて総資産をどんどん目減りさせてますから。だから結局はいつまで経っても参加費で運営するビンゴ大会しかできてないわけですし。」
あいせん:でも参加費3000円払ってそこから会場費を払い、残った予算から賞品を買って開くビンゴ大会なんてつまんないよねえ。今はウィザーズが相当額の賞金を出してくれているけど、それにしたって元々は自分達が買ったマジックの売り上げから出てるわけだし。」
あ い こ :本当、こういう状況ですとマジックという遊びの中の総資産って全然増えてないんですよね。」
あいせん:しかも参加者は参加者で、そのプレミアイベントの参加費を捻出するためにパックはできるだけ安い並行輸入の英語版を買う。これじゃあ代理店が何のためにプレミアイベントやってるのか分かんないって。」
あ い こ :それもありますね。」
あいせん:それだったらいっそのこと『ホビージャパン主催のプレミアイベントは、デッキとサイドボードがすべて日本語版の参加者は参加費を無料にします。』とかやってもいいんじゃないの。」
あ い こ :あ、それいいかもしれませんね。自分では買わずにトレードで集めるにしても、結果的には日本語版の拡販に貢献してくれることになりますから。」
あいせん:そういう経費の使い方をするなら、僕個人はあまりそれを問題視する気はないけどね。実際に競技プレイヤーに日本語版を買わせるにはその位やらないとダメだろうから。」
あ い こ :確かに現状では競技プレイヤーが日本語版を買う理由はゼロですからね。」
あいせん:日本と米国のマジックの価格差にしてもそうだけど、なんかウィザーズってそういう問題について『自分達はこう改善するつもりでいます。』というビジョンの提示がないよね。まあ多分『そんなビジョンなんかねえ!』というのが真相なんだろうけど。」
あ い こ :なんか淋しいですけど、確かに現状はそうとしか思えないです。」
あいせん:しかもそれって日本でマジックに関わる大多数の人達が同じなんだよなあ。今までくらいマジックの販売や競技イベントが維持できればいい。でも実際にはそれで維持できてないじゃない。この辺は前の“はまさきあゆみ”の話でも書いてるけど。」
あ い こ :ということで、今回はそういうお話を特に競技マジックに絞って書いてみます。」
あいせん:了解です。ちょっと僕の方も更に色々と情報を調べ回ってみますかね。ただ調べれば調べるほどマジックについては将来が悲観される情報ばかり集まるから困るんだけど。」


     

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