別行動で横浜に来て同じ宿に泊まっていたまささんと合流し、朝8時半頃に宿を出発。会場に到着してすぐに参加者の長い行列に遭遇。流石にうんざりして近くのマクドに待避。9時になるまでそこで過ごして、いよいよ会場に入場する。(その後その行列はトーナメント参加者の行列で、我々一般入場者は別の入り口からスルーで入れる事が判明。)入場してしばらくしてSさんとTさんとも合流。2人はジャパントーナメントに参加するため並んでいたらしい。
入場してすぐさまフリー対戦スペースに陣取る。さっそくデュエルでもしながらトレードを・・・というところで、運営側から「ここはミニトーナメントに使うので空けて下さい。」との声。結局我々フリーの入場者は3度に渡ってたらい回しにされ、挙げ句の果てに会場の隅に臨時に作られた狭いフリースペースに追いやられる。どうやら「参加記念のフォイルカード目当てにミニトーナメントへの参加者が殺到し、事前の予想を超えるスペースが必要になった。」という事のようだ。グランプリ京都でミニトーナメントが参加者不足で困っていた事を思うと雲泥の差だが、こういう状況にあまり良い印象を持たなかったのは私だけなのだろうか?。それと何よりも「会場レイアウトの無計画さ」が私には立腹物だった。3度も会場内をたらい回しにされる位なら、最初からミニトーナメント用のスペースは立入禁止にして欲しかったのだが・・・。
そんなこんなで色々やっているうちに、12時になり開会式が始まる。伊集院氏は相変わらずモゴモゴしゃべるので、何を言っているかほとんどわからない。一応私はイベントの司会進行という物を何度か経験しているのだが、私の方がよっぽどうまくやれる気がする(笑)。そして世界選手権の出場者が入場し、ゲストの佐竹雅昭氏が登場する。私はK1も佐竹氏も嫌いではないが、外国人の多い開会式で佐竹氏にあれだけ長々と喋ってもらう必要性を私には見出せなかった。ああいう手際の悪さは最終的には佐竹氏個人への心証を損なうので、主催者側はちょっとは考えて欲しかった。
そしてもう1つのアトラクションである「女性だけの和太鼓演奏」があった。こちらの方への観客の関心は今一つだったようだが、私個人はむしろこちらの方が世界選手権の開会式には向いているアトラクションではないかと感じた。実は私は演奏している人達を直接見ていないのだが、演奏を聴いていて何か“熱い物”を感じた。まあそれはいいのだが、彼女達が一生懸命太鼓を叩いている最中に、平気で場内アナウンスをかけるのは流石に止めて欲しかった。
最終的に入り口付近に作られたフリー対戦スペースに落ち着き、早速ファイルや Aysen Crusader(HL) の大判カード(笑)等を眺めながらトレード相手を待つ。(ちなみにこの大判カードは、2日間に渡る選手権会場での私の行動中に様々な事件を巻き起こす事となる。)すぐ横にいた外国人のグループと早速トレードやカード購入の話題になり、メンバーが何枚か高額カードを購入していく。私個人はパワーナイン等には興味はないのだが、つい誘惑に負けて Vesuvan Doppelganger(Beta) 等を購入。 (^^; 一時的に予算がピンチに陥るが、その後所有カードが少し売れて所持金が元に戻る。私が今回ここに来た最大の目的である Aysen Crusader 収集に関しては、会場にカードを持って来ている人がほぼ皆無と言うことで自力では発見できず、他のメンバーが1枚だけトレードで確保してくれたに留まる。しかも逆に私に対して「 Aysen Crusader が欲しいので出して下さい。」という申し入れが2名からあり、事情を説明してお断りするケースが発生。 (^^; その中の1人は「これが大好きで集めています。ずっと10枚から増えないので・・・」という事だったが、私の保有枚数を聞いて「・・・頑張って下さい。」と言い残して淋しそうに去っていかれた。流石に申し訳なくて、その彼に向かって「それはそうと、その10枚そっくり置いていかないかい?」等という鬼のような事は言えなかった(爆)。
と、そこに唐突に「単色デッキ限定の Standard ミニトーナメントを開催します!」とのアナウンスが入る。そんなの事前のイベント案内にあったっけ?。(少なくとも私は見た記憶がない。)参加者に協力を求める気のないイベントなんて成功しないだろうと思うのだが。一応私は白単の女性キャラデッキを持っていたのだが、運営側に抗議する意味もあって参加は見送る。
そんなこんなで1日目が終了し、帰りに昔よく通った吉野家で(笑)Brassmanさんと夕食を取る。結局現地で合流したSさんとTさんも、我々と同じ宿に泊まる事となる。その後入浴して就寝。この日もあまり寝付けなかったが、短時間で効率よく眠ったのか翌日には影響なし。1日目はこんな感じで比較的平穏に終わる。こんな我々に、その翌日起こるあの大事件が予想できる訳も無かった・・・。