インターネット

 今年の3月辺りから(やまけんさんのIDを借りて (^^; )使い始めたインターネットですが、ようやく自分のIDを持つに至り「趣味」として語れる領域に達してきた気がします。今回は初めて3ヶ月というまだまだ初心者である私から見たインターネットについて思うところを書いてみます。

 ● 始めて良かったと思う事

 インターネットのメリットは、何と言ってもその情報の多さと多様さでしょうか。例えば最近私は自分のホームページを持つようになって、その構築に必要な画材やフリーウェアを探し回る機会が少なくないのですが、1度として「欲しい物が無かった」という経験をしていません。 HTML 編集からFTP転送、あるいは最近使い始めた透明GIFを作るツールまで、すべてフリーウェアで間に合っています。またそれらを使いこなしてより高度な事をするための情報もそれこそ全部見るのは不可能と思われる位あります。多分最初にそういう情報を自分で発信された方は相当な苦労をされたのだろうと思うのですが、おかげで私は非常に助けられています。

 ただ私自身、いわゆるROMという状態にいるのが大嫌いな人間なので、どちらかと言うと自分から情報を発信する側になる方が好きだし性に合っていると思います。しかもインターネットは見る可能性がある人の数が桁違いなので、大変な反面得る物も多いのです。

 ● 草の根等では得られなかった物

 私は一応過去に某商用ネットや草の根を経験して来た人間です。ただそういう世界って結局は「特定多数」の人間が集まる場なので、行き着くところいつも同じメンバーが集まってワイワイやっている訳です。それが良いのか悪いのかはこの際別問題にしますが、ただそういう活動に私自身が不満を持っていたのは事実です。もっと自分の意見を大勢の人に見てもらい、それに対して賛成/反対の区別無く多くの意見を寄せて欲しい、それが私の願望でした。

 それがようやく「 Echizen Gather-ru 」の開設と共に現実の物となり、徐々にではありますがその反響が寄せられています。本当は例えば 魔法使い通り さん辺りに登録すれば更に多くの反響が得られるのでしょうが、こんなアウトローなメーカーに喧嘩腰で物を書く人間を仲間に加えるのは向こうもリスキーでしょう(笑)。ただ今現在こんな ぎゃざる にリンクを張って下さるという奇特な方(ぉぃ)も増えていますし、ぼちぼち利用者も増えているのであまり慌てていません。むしろ利用者を増やすために安易に広める(不特定多数の人間を相手にする)事のデメリットを私は自分で経験して来ているので、当面こんな感じで行きます。

 ● ICQに対する雑感

 さて、ここからは余談になりますが、最近使い始めたICQについて思うところを書いてみます。(実際書いてみるとこっちの方がメインなんじゃと思う位の量になっちゃいましたが《苦笑》。)

 私個人はICQという物に対して「いつも通っている図書館で“自分が今図書館にいるか否かを(知り合いの人だけに)通知するサービス”が始まった」と解釈しています。確かにそれを便利だと思う人は少なくないのでしょうが、ただ「今日は静かに本が読みたい」と思って図書館に出掛けた時にまで横から声をかけられるのはたまらんのです(笑)。「そういう時は切っておけばいい」という意見もありますが、ただそういう煩雑さを鬱陶しいと思う方は少なくないのではないでしょうか?。実際「ICQは入れたけど、最近は切ったままにしてある。」という方は少なくないようですし。

 今現在、私個人は自分から誰かにICQを勧める気はありません。どうも一般世間の方々のICQの勧め方を見ていると「これを入れると君が便利になる」というより「俺が便利になるから入れろ!」という観点で勧める方が少なくないのではないでしょうか?。しかもいざ導入するとなると「どこどこのホームページを見ろ、終わり。」という感じで(笑)。でも少なくともこれって人に物を勧める時のやり方じゃないですよ。ですから私個人はそういうのが嫌なので、自分が十分なサポートのできない人に安易に物を勧める事は避けているのです。この辺は他の方に M:tG を勧める時の考え方と共通するかな。まあ私自身がそういう経験を積んで来ているので、その辺の話に敏感になっているだけなのかも知れないのですが。

 あと今私がICQを使って最も頻繁にコミュニケーションを取っているのは、多分某土偶さんだと思います(笑)。私は土偶さんにだけはICQの導入を勧めましたが、そのためにます最初に自分で使ってある程度の知識を付け、それを元に自分で家まで行ってICQのインストールをして、今も使い方に関してサポートを続けています。(日本語化のソフトが見つけられなかったのもありますが。)本来人に物を勧めるのってそういう責任が発生する物なのです。要は「それが本当にその人のためになるのか?」をよく考える事が大事かな。その人の貴重な時間とパソコンのリソースを消費させてソフトを入れる(しかもそれによりプライバシー情報が漏洩する危険性まで負わせる)のですから、それに見合うメリットがその人自身にあるのか否かをよく考えて欲しいのです。

 どうも特にICQに関しては、勧める側の利便が先行して利用者が他の人達に勧めている気配があります。でもそれって全然親切じゃないし、下手をすると人間関係そのものが壊れちゃいますよ。あと個人的にはICQが「メイド・イン・イスラエル」なのが気になるところです。私の記憶が確かならば、あそこって確かハッカー大国だったのでは?(爆)。

※ これ、ひょっとして書いちゃいけないタブーネタだとか?。 (^^;


   
なお、このページの内容に関する文責はすべて私 あいせん にあります。