名前はきむち(通称はきむぞう)。 オス9歳。 顔は黒いが、体はシルバー。体重4.8Kgの甘えん坊さんです。でも、当館の館長なのねん。 |
出会い | 平成8年6月13日、近所の地域猫「くろ」が当家に上がりこみ、4匹の子猫を出産した。出産したのは廊下で、うち一匹は出産途中で引きずり回される。(後でビデオを照合してみると、引きずられていたのは「きむち」である可能性大。)その後、こたつの中、洋服タンスの中で、「通い母」に育てられる。 |
親 | 母親の「くろ」は地域猫の黒猫で鍵尻尾。父親はこのあたりのボス猫でチンチラ系の飼い猫と思われる。(あくまで推定) |
兄 弟 | 同時に生まれたのは、長男「しょうが」とこの次男「きむち」、長女「わさび」、次女「からし」の4匹。くろはこのとき初産だったが、その後、度重なる出産で、兄弟は数限りない。ただし、残っているのはわずか。(地域猫の宿命なのか。) |
命 名 | 「きむち」は、毛がやわらかく、なでると気持ちよかったため、「気持ちいい」〜「きむちいい」〜「きむち」となった。ちなみに、長男はいだずらばっかりしていたので、「しょうがない」〜「しょうが」となった。次女は、なかなか階段から降りられず、「からっきしだめ」〜「からし」と名づけた。ここまで「辛いもの」で揃ったため、長女は成り行きで「わさび」と命名した。その後、「きむぞう」とも呼ばれるようになった。 |
病 気 | 室内飼いのため、病気知らず。毎年の3種混合ワクチンも欠かさず注射。ただし、平成13年はノミにやられてしまった。小さいころはノミとり首輪、少し大きくなってからは「プログラム液」をえさに混ぜて与えていたが、13年は対策が遅れたこともあり、かき傷だらけになってしまい、かわいそうなことになった。「フロントライン スポット オン キャット」を首に垂らして1か月で全快。あれは効く。 |
食 事 | 通常はドライタイプ。ただし、お誕生日、クリスマス、お正月には、スペシャルランチとして、高級猫缶にかつおぶしとまたたびの粉をふりかけたものを召し上がる。きむちはこれらの日を心待ちにしている(だろう)。 |
好 物 | やっぱりまたたび。ビニール製のステックに入ったまたたびを箱に入れ、引き出しの中に隠しておいても、どこからか嗅ぎつけて、引き出しを開け、箱を破り、ステックを食いちぎって、中のまたたびをなめている。でも、酔わず、「またたび踊り」はしない。 |
風 呂 | 管理人のばけにゃんや秘書のらんまが入浴していると、自分で戸を開け、浴槽の縁に座っている。しかし、自分が入るのは大嫌い。無理やり入れようとでもするものなら、断末魔の叫びが近所中にとどろく。その代わり、毛づくろいはいつも丁寧。毛が長いもんだから吐き出す毛玉もたくさん。 |
爪とぎ | 爪とぎ器を2か所に配置するも、そこだけでは飽きたらず、かべはとぎ傷だらけ。最近は、高所の壁にも挑戦中。 |
日 常 | 外の地域猫がけんかを始めると、すぐに窓際に駆け寄り、仲裁を始める、警察猫。 そのくせ、人見知りは激しく、知らないお客さんが来ると、すぐに隠れてしまう。冬は、電気カーペットの上か、エアコンの温風吹き出し口の下のテーブルの上がお気に入り。 |
趣 味 | レジ袋を小さくたたんで、輪ゴムで止めたものを投げてもらい、くわえて拾ってくるのを楽しみとしている。最近は透明の吸盤もお気に入りのようである。 |
おもちゃ | いろいろ買い与えるも、すぐに飽きる。ラメの入った「猫じゃらし」はお気に入りだったが、最近売っているのを見たことがない。 |
去 勢 | 10か月のころ手術済み。 |
トイレ | 玄関に置いたのは失敗。お客さんが来るときは、におい消しに大忙し。 |
毛並み | ふわふわの長い毛で口の周りにはよだれかけができている。人からは「高かったでしょう」と言われるが、全くのMixed。 |
外 出 | 基本的には室内飼いなので外出はしないが、キャリングケースに入って、動物病院とばけにゃんの実家に行ったことあり。ばけにゃんの実家では、生まれて間もないアメリカンショートヘアーのメスにいきなり「シャァー」と言われ、机の引き出しの奥にもぐりこんでしまったという苦い過去がある。そのほか、ときどき来客のすきに玄関から脱走を計画。大抵は庭までだが、一度町内一周全力で駆け回り、その後犬のように舌を出してハーハーやっていたのには笑った。 |