勝浦温泉(和歌山県)

  大阪からスーパーくろしおに乗って約2時間半で那智勝浦駅に着きます。名古屋からもほぼ同じ距離だと思います。海に面して温泉旅館が立ち並んでいますが、この前訪れたのが有名なホテル浦島。半島全体が一つのホテルになっていました。
 那智勝浦駅から10分ぐらい商店街を歩くと、勝浦漁港に着きます。桟橋には、亀の形をした船がお出迎え。一気に浦島モードに入ります。
 広いホテルは、本館、日の出亭、ごんど館、山上館から成っていて、地図を見ながら歩かないと間違いなく迷います。
 温泉も、洞窟温泉・玄武洞、磯の湯、大洞窟温泉・忘帰洞、ごんど浴場、ハマユウの湯、山上露天風呂・天女の湯、狼煙の湯があって、内湯に露天風呂、洞窟風呂とホテルの中で温泉めぐりができました。また、各温泉のスタンプを集めると帰りに記念品がもらえました。
 その中でも一番印象に残ったのが「忘帰洞」です。これは忘帰洞の湯に浸かれば家に帰るのを忘れてしまうほどの名湯という意味だそうです。
 洞窟は、熊野灘の荒い風波に浸食されてできたもので、間口25m、奥行き50m、高さ15mに及ぶ壮大なもので、そこから見る海の景色もまた雄大なものでした。
 山上館へはこの長い長いエスカレーターを使っていきます。鉄腕DUSHで露天風呂をいくつ回れるかに挑戦していた中居くんは、このエスカレーターの途中でタイムアップとなったのでした。
 山上の露天風呂からみた夕日の沈む瞬間は、いままで見た景色の中で最も心に残っているものの一つです。
 帰りの駅弁は、目を見張るほど大きな口を開けないと食べられないという「めはりずし」、そして、みかんや梅を使ったおみやげをいっぱいにして帰路に着きました。
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(紹介に、ばけにゃんの写真が採用されています。)