奥飛騨温泉卿(岐阜県)

    

  
 今回の奥飛騨温泉への旅は、石川県から岐阜県へ、白山スーパー林道を経由して向かいました。

 白山スーパー林道は、昭和52年に開通、全長33.3Kmで、普通車の利用料は3,150円、所要時間は走り方にもよりますが、約1時間といったところでしょう。ほとんどが最高制限速度20kmとなっており、周りの景色を楽しみながら、ゆっくりと走ります。

 料金所でもらった地図で、15か所程度の休憩場所から停車する箇所を選択。まずは、ふくべの大滝(左)。観光バスも停車しているので(右下)、ここはすぐわかります。(ほかの場所は気付かず通り過ぎることもしばしば。

 それから、三方石駐車場(左下)。林道最高地で、白川郷も見え隠れします。ここから登山道も整備されているとか。

              
 白山スーパー林道を抜けて、次は世界文化遺産「白川郷」へ。

 ここには茅葺きの合掌家屋が100棟余り並んでいます。

 思った以上に多くの観光客が訪れていて、本通りでは駐車場を探すのも大変でした。(ちなみに国道156号沿いには大駐車場があります。)
 有料の見学施設となっている民家にもいくつか入りました。

 タリムスリップしたかのような昔の生活の様子は二人をやさしく癒してくれました。


 合掌造り民家園でおもしろいもの発見。
 家の壁の猫用のくぐり穴で、その名も「ネコの穴」。
 
 穴の前には、猫のぬいぐるみが。。。

 これは便利です。
 五平餅とみたらしだんご、そして昔懐かしいラムネが白川郷の雰囲気とベストマッチ。

 結局、これがこの日の昼食となりました。
癒される日本の原風景です。 溝の上に木製のへびが・・・ この「であい橋」の向こうには博物館や民家園 ビデオで集落が減っていく様子を解説 滝で、マイナスイオンをいっぱい浴びて。。。
 白川郷から高山を抜け車で3時間、奥飛騨温泉郷に着きました。

 今夜のお宿は、新穂高温泉の「穂高荘 山のホテル」です。
 今日のお部屋は洋室。
 窓からの眺めもなかなかです。

 何はともあれ、まず温泉へ。
 露天風呂「山峡槍の湯」は混浴で、ものすごく広いのです。
 このほか、女性専用のもありました。

    ↓ 足湯 ↓
   こちらはホテル内の露天風呂。

 こちらも結構広くて、泉質もグッド。

 日ごろの疲れが溶けていくようでした。
 上の「山峡槍の湯」へは、ホテルの前の道を渡って・・・  ・・・・このようなゴンドラに乗って行くんですよ。
 夕食は、山菜の珍味に始まり、岩魚の姿造りなど奥飛騨名物に舌鼓。

 飛騨の山の味を十分堪能しました。

 ほかのメニューの一部も下に並べちゃいます。
 
 こちらは、2日目の朝食のメニュー。


おなかもふくれ、
また温泉に入って、
おやすみなさい・・
飛騨牛名物朴葉味噌ステーキ 川魚の塩焼きと自家製胡麻豆腐 そうめんと酢の物・・・ 釜飯、香の物があって、デザートは甘夏ゼリー
 2日目は、まず新穂高ロープウェイへ。

 のりばは、長蛇の列ではありましたが、臨時便を増発していたので、それほど待たずに乗れました。
 往復で、大人2800円です。
 第1ロープウェイに乗って、およそ4分で、しらかば平駅に着きます。
 しらかば平駅から西穂高口までの第2ロープウェイは、2階建て。
かなり高速で、7分で着きます。

 ほとんど揺れませんが、3本の支持柱のところだけ前後に揺れ、車内からはおおっーというどよめきが。

 景色をゆっくり観るには窓際がおすすめ。
 温泉の辺りは晴れていたのですが、さすがに山の天気は変わりやすく、上に行くにつれて空模様が怪しくなっていきました。

 そのため、展望台からはガスがかかって、残念ながらあまりよく見えませんでした。
 西穂高駅には売店などがあるほか、登山道にもつながっています。

 空気は、とってもひんやり。。。
 しらかば平駅まで戻ると、ビジターセンター「山楽館」に露天風呂「神宝の湯」があります。
 大人600円。おすすめです。
 しらかば平駅周辺には足湯や高山植物園があり、ここで飛騨牛の串やコロッケを食べながらのんびりしました。


   最後は、平湯温泉の「ひらゆの森」です。

 自然の中に9つの浴槽があり、「これで温泉を入りたおした!」という気分にさせてくれました。

 帰路は富山経由で。
 まさに癒しの旅でした。
おみやげは、湯の花 寒天とわさび昆布茶 赤かぶ漬けも有名 だんごいろいろ やっぱり朴葉みそ!


     あれ、きむぞう!?  実は、しらかば平駅に展示されていた「たぬき」です。



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