家庭教育の大切さ、今こそ考えよう 【その1】

12/1(土)午後1時30分〜 ショッピングセンターベル「あじさいホール」


日の厳しい社会情勢の中で低年齢化する少年非行
 
 犯罪の防止につき、家庭教育の大切さを改めて考え

 る為福井LC・福井LsCでは今年度の重点事業として



     〜21世紀に翔く子供たちのために〜

  家庭教育の大切さ、今こそ考えよう


 をテーマとしシンポジュームを企画実施した。


 ず基調講演は、タイトル「子育てとしつけ」と題し女優の秋野暢子さんが講演され、
その後のパネルディスカッションでは、コーディネーター  福井大学
  名越清家教授
パ ネ ラ ー
仁愛大学 
今村光章教授
ガールスカウト日本連盟
福井県本部 
泉幸枝氏
上文殊幼稚園教諭 
中出浪江氏
女優の
秋野暢子さん
を御願いした。

ショッピングシティ「ベル」あじさいホールの

会場には約800人の聴衆が集まった。


 調講演での秋野暢子さんは「昔は先生を仰ぎ見ていたが、今は教室では先生の立って居られる所
と教室の床とがフラットになっている。ものを考えて頂く人を仰ぎ見る事が無くなった。昔は横と縦の人間
関係を教えていただけた・・・・」と始まり、
7歳の長女との暮らしにも触れ「押し付けてもやる気は起きない。
お互いの信頼感を深めていけば、子供は夢に向かって自然に動き出す」と訴えた。

 ネルディスカッションでは
 ・ 品性・丹精は子供の時に身に付けられるものである。
 ・ 昔は貧しさの中に豊かさがあった。今は豊かさの中で心の貧しさがある。
 ・ 自分の力で学び夢を実現させるため、奢らず卑屈にならず、親が優しさを基調とした厳しさを教える
 ・ 今一度お爺ちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんも参加して子供を理解する努力が必要がある
 ・ 躾は親子関係の出来ていない家庭では出来ない。親自身がケジメを持って人間らしい生活をする
等など・・・子育て真っ最中の若いお母さん達は勿論、子育てが終わった方にも耳の痛い話・納得する話
ばかりで途中で席を立つ姿はなかった。
 場に集まっていただいた方にアンケートを御願いしたところ275通が集まり
 ・ このような良い催物は各地域の若い者に聞かせたかった。 (49歳男性)
 ・ 内容は最高! (54歳男性)
 ・ 子育てはおわったが、孫の為大いに役立った。 (57歳女性)
 ・ 教師が親に対して思っている事が解った。 (34歳女性)
 ・ 各先生の話は解り易く素直に心の中に入った。 (39歳女性)
 ・ 社会(地域)が協力して子育てを行おう! (50歳女性)
アンケート 回収結果
10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代
男性 0 11 14 20 30 22 7 104
女性 12 20 36 41 46 13 3 171
12 31 50 61 76 35 10 275
 こに L吉田敏貢ガバナーが提唱されている ”心の教育” の必要性を地域社会に理解徹底出来
たものと確信した。
 当日の模様はビデオテープに撮り県教育委員会他関係各団体・市内各保育園に配布した。
福井新聞掲載記事