白山石徹白道

　令和６年６月２７日、日帰りで石徹白道（南縦走路）を三ノ峰まで往復してきました。天候は晴れ。今回は単独です。
　福井を４時２０分に出発。中部縦貫道九頭竜インターから白山中居神社朝日線を通って石徹白にぬけ、石徹白川沿いの石徹白登山口へ。駐車場と休憩舎とトイレがあります。
　今回のコースは、石徹白登山口～神鳩ノ宮避難小屋（かんばたのみやひなんごや）～銚子ヶ峰～一ノ峰～二ノ峰～水呑釈迦堂跡～三ノ峰避難小屋～三ノ峰。同じコースを下山します。
　5：50 登山口出発。10分で（特別天然記念物の「石徹白の大杉」樹齢約１８００年）に着きます。ここから本格的な登山道です。神鳩ノ宮避難小屋まで緩やかに登っていきます。途中一か所「おたけり坂」という急坂があります。小屋からは銚子ヶ峰がみえてきます。母御石をすぎると笹原が銚子ヶ峰山頂まで続いています。山頂からは一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山が見えてきます。西側には、願教寺山、よも太郎山、薙刀山、野伏ヶ岳、が見えます。
　一ノ峰に向かいます。ピークを二つほど越して最後に一ノ峰まで直登します。山頂は休憩するにはちょうど良いスペースです。そこからいったん下って登り返して二ノ峰です。山頂の脇を通過します。すぐに水呑釈迦堂跡につきます。ちょっとした広場です。水場への道もあります。確認はしていません。
　ここは三ノ峰避難小屋、正確には打波ノ頭の直下です。左から鳩ヶ湯新道がせまってきています。目の前の大きな山体を右にトラバースしながら三ノ峰避難小屋に到着します。10：50到着。三ノ峰山頂まで行って、避難小屋で昼食をいただきました。今日は、私以外に関市からのご夫婦が登られていました。
　令和５年３月に発生した大規模災害により鳩ヶ湯温泉～上小池が通行止めになっています。そのため鳩ヶ湯新道を歩く人はほとんどいません。分岐まで偵察してきましたが、道は荒れていました。
　お花の方は、アカモノ、クモマニガナ、ニッコウキスゲ、ゴゼンタチバナ、カラマツソウ、ハクサンチドリ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンタイゲキ、シロバナタカネグンナイフウロが咲いていました。
　今日は大変暑く、銚子ヶ峰から三ノ峰までは頭上を遮るも物がほとんどありません。三ノ峰までの日帰りは大変きついです。銚子ヶ峰までならちょうどいい距離、時間です。ファミリー登山にお薦めです。
　今日は登山道の草刈りをしていました。毎回頭が下がります。
　今日も無事に福井に帰りました。