大豆御書

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大豆御書の概要

【弘安三年十月二十三日、聖寿五十九歳、真筆曽存】 
大豆一石かしこまつて拝領し了ぬ。法華経の御宝前に申し上候。
一■の水を大海になげぬれば三災にも失せず、一華を五浄によせぬれば劫火にもしぼまず、一豆を法華経になげぬれば法界みな蓮なり。恐惶謹言。
十月二十三日  日蓮花押 
御所御返事 

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