破信堕悪御書

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破信堕悪御書の概要

【弘安初期、紙、京都本圀寺蔵】 
 かたき(敵)はををく、かたきはつよく、かたうど(方人)はこわくしてしまけ候へば、悪心ををこして、かへて法華経の信心をもやぶり、悪道にをち候なり。あしきところをばついしさりてあるべし。
釈迦仏は三十二相そなわて、身は金色、面は満月のごとし。しかれども、或は悪人はすみ(炭)とみる、或は悪人ははい(灰)とみる、或は悪人はかたきとみる。

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