初穂御書

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初穂御書の概要

【弘安元年十月二十一日、南条時光、聖寿五十七歳、真筆断存】 
 石給て御はつを(初穂)たるよし、法華経の御宝前へ申し上げて候。かしこまり申すよし、けさん(見参)に入らさせ給ひ候へ。恐恐謹言。
十月二十一日  日蓮花押 
御所御返事

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