春の朝
詞 島邑三智子 曲 KAZU
1 小鳥さんの歌が 谷間にさえずりわたる
風もさわやか みんなの中で
寝ていたあなたに もう朝が来たのよと
揺り動かすしあわせ 春の朝
待ってる 待ってる
人生いろいろ
乗り越えて乗り越えて
明日を信じて
2 しとしと降る雨 今朝の雨は
今日ははずんでいるんだね
昨日の悲しみなで消すように
足元濡らしてゆくあなた
待ってる 待ってる
人生いろいろ
乗り越えて乗り越えて
明日を信じて
島邑三智子(しまむらみちこ)さんのこと
島邑さん(ミッチャン)は、武生市味真野に生まれました。体にハンディーをもって生まれたため、学校にも行けませんでした。家のすぐそばに学校があったのに---。「竹やぶの向こうの音楽室から流れてくる楽しそうな音楽を聞いて、自分もいつも歌を歌っていた。」とその当時を回想しています。島邑さんはハンディーを乗り越え、グロッケンも演奏します。現在、彼女が生活している友愛園(小浜市深谷)で一緒に音楽活動をはじめてからもう17年になります。部屋から見た風景や、家族のこと、仲間のことなどをテーマに彼女はたくさんの詩を書いています。歌になってコンサートで歌っている詩も増えてきました。彼女自身の作詞作曲による「四季の風さん」は広く歌われています。