記念碑の前で鼓舞

 雨森区のサムルノリチーム「すずらん」

日時 平成14年8月29日(木)午前11時〜11時30分

    場所 小浜市泊の海岸 記念碑公園前にて

 8月29日(木)、滋賀県高月町雨森区より小中学生でメンバー構成のサムルノリ(韓国の伝統芸能、農楽)チーム「すずらん」があります。熱心な練習を積んでおられて、最近、東京の日比谷公音楽堂や韓国でも演奏をしてきています。この日、泊の韓国船遭難救護記念碑の前で演奏をしてくれました。

 雨森区は、江戸の朝鮮通信使の時代、外交官として日本と韓国の善隣友好を実践された雨森芳洲先生の生誕の地であります。雨森は芳洲先生の生き方(哲学、思想)から学び、すばらしい人づくり村づくりを実 践しておられます。日韓の民間交流も歴史を積み重ねてきています。

 雨森区には、泊の歴史の会でも数年前におじゃまして、雨森芳洲庵を訪ね、雨森区の歴史や雨森芳洲先生のこと、すばらしい村づくりの実践などを聞かせていただいています。当区にとって、村づくりのお手本の雨森区から来てくださったということで光栄です。韓国船遭難救護の歴史を通してこうしてつながっていくことに人生の出会いの不思議と喜びを感じています。

      当日は、区民や隣の区の皆さん合わせて60名の方が参集してくれました。

 青い海にさざ波が歌い、記念碑の公園に咲くムクゲの花たちも微笑み素敵な時間となり、サムルノリのあでやかな衣装を身につけた女の子たちの元気な鼓舞が絵になっていました。あせびっしょりの熱演ありがとうございました。あとで、村の泉に手をつけた女の子たちは「冷たい!」と歓声をあげていました。これも絵になりました。


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