名水「まじょ川」復活

●大すきなまじょ川  ほなみちゃんの作文より

 

 泊の清水にもお立ち寄りいただき水を飲んで下さって感激しております。20年前から水が枯れ、何とか復活をと念じていましたが、今年、一か八かで素人工事をしたところ、水が出ました。村の古老から子どもたちまで集まるオアシスとなりました。水温は13度の冷たさでおいしい水です。清水が出ることがこんなに大きなことだ改めて気づきました。人が毎日集まるのです。そこで話が弾みます。みるみる村が元気になっていくのが分かります。清水は祖先が残してくれた宝物です。これも、100年後の子孫に伝え残していきたい場所です。住んでいる場所にみんなで大切にしていく場所ができると村がこんなに美しく見えます。川に置いた花に水をやる婦人、お地蔵様のお茶碗に水を汲む子どもたち、一日何度も川を見にやってきてベンチに座る老人。幸せの風景が広がります。

                    ------------ 手紙より抜粋 ------------------


最新情報

 まじょがわの復活から1年がすぎました。この1年間の大きな変化は、まじょがわに集まる村人が増えたこと、そこで語らいが広がったこと、美しい泉でいやされていることなど、いずみの効果は大きいです。この泉がマスコミで取り上げられてから、小浜市の他の地区でもいずみ復活、川の美化等をてがける地域が増えてきました。美しい水のふるさと福井県大野市のボランティア団体からも見学の問い合わせがありました。ほんの小さなことが世界に広がるんです。

いずみの近所のおうちの方を中心に定期的にそうじが行われています。昨日もそうじしてくれてきれいになっていました。「ふれあい若狭」という番組が取材に来て、今度8月30日の放映されることになっています。  2003.7.31


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