泊の伝統行事 酒 事 sakagoto

9月1日、泊区の若狭彦姫神社の境内で酒事という伝統行事を行います。

二百十日の八朔祭りとして、五穀豊穣、大漁を祈願して行う行事です。

村の衆が集い、境内に車座になって酒を酌み交わします。

        しめやかに儀式が始まり、謡い流しが終わると、若者による棒振り太鼓が奉納されてクライマックスを迎えます。

納めの杯が回ると宴席は無礼講となり、大衆踊りも始まります。

今年は、婦人会のみなさんも事前に数回の練習会も開いて張り切っています。

どうぞ多数参加してください。

若狭彦姫神社の境内は遅くまで活気にあふれます。


2002年の酒事スナップ


さらに詳しいデーターはここを読んでください

酒事についての覚え書き

◇座席

 神社に向かって右には、中央から右へ禰宜、招待者。左には、中央から区長、代理区長、元老と座り、続いて年齢順に並び、戸主に続いて若者会が並ぶ(村入りした者は全員座る)※11人目は中老頭、五人組の謡い流しを執り行う。

◇進行 6時30分開会

 (1)酒をついで飲む (2)御神酒を黒椀(酒井の殿様にもらった黒椀)※来賓がほぼ到着、座席に着いてから (3)五人組長挨拶※来賓からの挨拶 (4)謡い流し(元老、区長が先導)※若者衆は禰宜の家へ準備に。若長(人数があれば次席も)残って代表で杯受ける。

(5)棒振り太鼓奉納 (7)おさめ 長老あたりから納めの謡曲が出され、朱杯がまわっておさめとなる。 (8)大衆踊り(泊婦人会のみなさんを中心に) ※中老頭(11番目)が五人組の謡い流し。五人組の治めはなし。

 ※五人組とは、村の行事のまかないを行う男衆のこと。組長と5名、計6名で構成される。酒事の他、区の主な行事のまかないを行   う。戸主の中で年の若い者から6名がこの役を行う。

 
訪問いただきありがとうございます

メールをください