第14集 秋風吹いて
第4章 カンボジアツアー
カンボジアツアー
忙しく半年経って歌にする2月に行ったカンボジア旅
台湾の予約に行って浮気するホテルは良いし値段変わらず
経由地が上海空港格安機少々不安の東方航空
小松から乗り込む家族は我が家だけツアーと言えど現地集合
中韓の人で溢れるカウンター小松といえどすでに外国
上海は巨大なアジアのハブ空港小松からでも世界へ飛べる
広大でガランとしたる空港に集まる機体は世界各国
乗り継ぎもサポートなしのHIS価格安いが安いだけある
中国のスタッフばかりの東方機英語と中国共に分からず
エンプレスホテル
3日間お世話になるのはエンプレス日本語訳では女帝だそうな
廉価でも風格造り文句なし我ら夫婦に贅沢千万
巨大なる蓮の花だよシャワー口栓をひねれば逃げ場がないよ
中心に自慢のプールとバーや店 南国ホテルのステータスなり
朝食はビュッフェ形式豪華だが中国客で溢れかえれり
出発の客を和ますマリンバは民族衣装の現地の女性
アンコールワットの朝日
夜遅く着いた翌日日の出ツアー幾ら何でも無理な日程
暗闇のチケット売り場騒がしく見学客がごった返して
巨大なる石塔並ぶ遺跡群合い間に赤き太陽のはず
眠気あり石腰掛けて陽を待てば娘や家族が物売りに来る
食事の話
中華風料理も並ぶ朝食は国柄ゆえか野菜少なし
団体の中華の客で溢れたりホテルの朝は賑やかなりし
アプサラのダンス見ながら夕食よワイン片手に王様気分
伝統の影絵見ながら食事摂る言葉分からず影動くだけ
生ものはジュース出たとて要注意日本人には抵抗力なし
ゆったりとプールサイドでピザに酒空港までの迎え来るまで
アンコール遺跡
広大なアンコールトムの遺跡群寝不足夫婦に厳しき広さ
巨大なる顔が彫られるトム遺跡優しき顔に癒しを感じ
ガジュマルの生命力に感嘆すどんな遺跡も飲み込まれたり
石塔の最後の階段急なことカメラと手すりを離せずにいる
目的がはっきりしない遺跡群寺というほど石仏もなく
飲み物は物価違えど1ドルよ外人相手の観光地価格
水上の村
日本では考え付かぬ村がある船を浮かべて人が住みたり
広大なトンレサップの湖面域乾期と雨期で数倍違う
教会や工場まである水上村移動はすべてボートになるが
飲み水や衛生面など気になるが命があれば生きていけそう
オールドマーケット
異様なる匂い漂うマーケット魚も肉も冷蔵はなし
真っ黒にハエがたかった魚類籠ここの生もの誰が買うのか
鮮やかな雑貨が並ぶマーケット面白いけど買うものが無い
日本の終戦直後を連想すタイムスリップこれもまた良し
背に担ぐザックを前に掛けている知らぬ土地では安全第一
冷房が効いてる2階のレストラン外人だけの特別の席
国力の差を感じたるマーケットそれでも国の二番目の街
カンボジア雑感
石塔の遺跡ばかりの観光地3日続けばちょっと飽き気味
道沿いの農家やバイクやトラクター遺跡物より我が目に留まる
郊外に意外に目立つ空き農地雨量あるのになぜ作らぬか
トゥクトゥクのタクシーわずか3ドルも現地の人には高額なはず
レスサスやハイブリッドが走ってる乗ってる人の事情知りたし
日中はそれなり暑いカンボジア内陸ゆえに海風吹かず
エアコンを掛けっぱなしのツアーバス観光客の逃げ込みの場所
入国の観光ビザの高いこと貧しい国ゆえ仕方が無いか
知り合いが農業指導でカンボジアいろんな意味で大変な国
退職の記念になったカンボジア知り合い出来たし満足の旅
上海空港
気温差が30度ある上海に薄着の吾等は凍えるばかり
温かきうどんを摂るもミスチョイス油古くて後まで残る
早朝に何と5時間待たされし次回利用はダウンが要るぜ
上海を使いこなせば広がるか小松発着世界への旅
短歌の世界へ戻る