サイパン回想
(2002年3月22日〜26日)
家族で再び海外へ行こうとなった。近くて海の綺麗なところといえばグアムかサイパンである。
職場に出入りしていた近畿日本ツーリストの関係で、サイパンになった。総合的な魅力ではハワイにはかなわないが、サイパンの海も捨てがたい。こんなに綺麗な七色に輝く海面は一生忘れない。
宿泊ホテル
ハファダイビーチホテルは、近畿日本ツーリストの系列ホテル。付近では最大級のホテルで、受付は外との仕切りがなく吹き抜けである。部屋の印象は可もなく不可もなく、大きな不満はなかった。フロントには日本語スタッフが常駐していたため、息子の熱射病の情報を得ることができた。外国での病気は大変なことになるが、今回は静養のみで何とかなった。 今は、日本人は少なくなり、韓国、中国の人達が多く観光に来ているという。このホテルも近畿日本ツーリストから向こうの資本に変わったと聞いている。
マニャガハ島での遊泳
とても海水が綺麗で、透明度が高い。日本のビーチでのCM撮影は多くがここで行っているらしい。確かに透明度が高く、遠くまで見通せる。日本では味わえない水質である。島内を散策すると、太平洋戦争時の傷跡が残っている。大砲の跡や沈められた船舶がそのまま残っている。日本人に複雑な気持ちを抱かせる。穏やかで美しい湾でどんな気持ちで当時の日本兵が戦ったのだろうか。
ホテルのレストラン「カントリーハウス」
ホテルで摂った1日目の夕食。最初から予約しておいた店だが、他に店はなく選択肢がなかったように思う。一人20ドルぐらいの美味しい肉料理であった。お酒を含めて100ドルぐらいを支払っている。悪くはなかったが、鮮明な印象も残っていない。移動や海遊びで疲れていたのかもしれない。
シーウオーカー
金魚蜂のようなヘルメットをかぶって水中にもぐる。空気は船からパイプにて送られてくるので呼吸の心配は要らない。船のはしごを使ってせいぜい3,4メートルの深さにもぐるのだが、次から次へと魚がよってくる。えさをやってみると、手に群がってくる。これは貴重な体験となった。透明度はまずまずあるが、マニャガハ島にはかなわない。
家族4人で写真を撮ってもらったが、そう撮れる写真ではない。貴重な良い写真になった。
マニャガハ島付近を船で移動
その後、帰りにマニャガハ島まで船が移動したが、その時の海の色が今でも忘れない。海が七色に輝くとはまさにこのことで、本当に感動的で美しいものであった。水温は25度前後で透明度が高いので、そのまま人が入っていけそうな海面であった。子供達も妻もこの圧倒的な海の美しさに言葉を失っていた。
チャモロパーティ・タポチョ
サイパンに由来するチャモロ人の民族ダンスとバーベキュー。山の中に専用の会場があり、マイクロバスにて移動した。民族舞踊を見ながらバーベキューを頂いたが、ハワイのポリネシア文化センターとは規模も内容も異なるから比較することはできない。手作り感のある企画であり、現地の係員が細かな気配りをしていたように思う。
<22日>
名古屋セントレア空港
20時45分発 JL3981便
<23日>
サイパン空港 1時10分
マニャガハ島での遊泳
夕食はホテルのレストラン「カントリーハウス」
<24日>
シーウオーカー
昼はホテルでカレーライス
午後は子供らがホテルのプールで遊ぶ。
夕食はチャモロパーティ・タポチョ
<25日>
息子が熱中症にてダウン。一日休養。
娘と二人で近くのガラパン商店街を散策。
<26日>
6時発 JL3982便 8時30分に名古屋着。
サイパン 北マリアナ連邦
平均気温27度 海水温25度
宿泊ホテル ハファダイビーチホテル