2016年 2月27日(土)
OECDイノベーション教育ネットワークの教員研修会が行われました。
(上の写真は、シンガポール タマセックジュニアカレッジの教員と、
若狭高校を中心とする福井クラスターに係わる教員とのスカイプミーティングの様子)
「福井クラスター教員研修×実践研究福井ラウンドテーブル」と題して、イノベーション教育ネットワークと、
福井大学教職大学院主催で毎年行われている実践研究福井ラウンドテーブルとのコラボ企画として開催されました。
若狭高校は、福井クラスターの一員として、イノベーション教育ネットワークに参加しています。
若狭高校の取組はこちら
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Welcome Speech として、
福井大学教職大学院の松木 健一先生、福井県教育庁より古谷清和企画幹
ISN事務局より小村 俊平事務局長から、それぞれ、挨拶が行われました。
フランスのOECD本部からは、
OECD 教育局教育訓練政策課の田熊美保 シニアアナリストなどから、
ビデオレターも届けられました。
9:40から始まった、「ISNクラスター合同クロスセッション:熟議」では、
5つのグループに分かれ、各クラスターのPBL実施状況報告を行いました。
若狭高校、平松正尚校長は、
ISNの研究統括責任者である東京大学の秋田紀代美先生、リサーチコーディネーターの静岡大学益川弘如先生、
福井大学教職大学院の松木先生らと同じグループです。
「地域と世界を結ぶ人材を育てる探究学習のカリキュラム開発」のタイトルにて
若狭高校のこれまでの取組と今後の方針について発表しました。
富士市立高校の眺野先生からも、いろいろと質問いただくなど、実りある時間でした。
お昼過ぎに、鈴木寛 文部科学大臣補佐官も
ご到着。
午後からのシンガポール テマセックJC(ジュニアカレッジ)と
若狭高校とのテレビ会議に関する打ち合わせを、
中村和浩SSH・研究部長、花木教諭らと行いました。
そして始まった、テマセックJCとの会議。
若狭高校とテマセックJCにおける次年度以降の研究のあり方などについて、協議を行いました。
若狭高校が提案した「マイクロプラスティックに関する協働研究」について、テマセックJCも賛同するなど、
今後の研究の発展に大いに期待が持てる会議でした。
そして、この後
【ラウンドテーブル】Zone D(授業研究)教師の資本を授業研究によっていかに培うのかー子どもと教師の学びを支えるために
に突入。若狭高校 水谷教諭と、中村和浩SSH・研究部長が登壇し、若狭高校の授業研究の目指すところについて、
発表しました。
会場には、秋田先生、
福井県教育研究所の牧田研究部長もお越しくださり、
高校現場における授業研究の進展について驚かれると共に、
あたたかいエールのお言葉をくださいました。
OECDイノベーションスクールネットワーク福井クラスターとしての取組は、まだ始まったばかりですが、
より良いカリキュラムの開発に向けて、今後とも研究を深めて参ります。
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