フォーラムB 地域複合経営
コーディネータ
福井新聞社 橋詰武宏氏
パネリスト
- 山口県舟方総合農場 吉岡永裕氏
- 千葉県JA山武郡市 吉田友和氏
- 福井県三国町農業者 山崎一之氏
- 千葉県JA山武郡市 吉田友和氏
千葉県JA山武郡市
大東京をバックに、2万人都市
人参の連作障害から27戸で有機部会発足
地域の畜産農家と連携
全員が有機認定取得(90町歩中20町歩)
販売:東京、欠品OK、40社と契約
地域でも販売:給食部会、直売所でPR
展望:生産力・労働力の維持と活性化
舟方総合農場 吉岡永裕氏
人口8500人の山口県阿東町で農家も週休と定収入を求めて法人化
仲間5人と酪農開始→失敗→循環型農業
糞尿処理システムで単純に農地へ
地域住民の反対→地域の人に事業の説明!
事業資金を地域で公募:会員650人
60歳定年制、世襲ナシ
展望:消費者との結びつきを強化
パネリスト 山崎一之氏
本当に欲しいものを求めて就農
個人規模で農畜産
多くの人と食や文化を共有したい
堆肥で地域の農家と関わる
ラーバンの森(ログハウス)で研修会(おけら塾)
若者や女性が多い 2500人/年
加工部(豆腐屋きっちょんどん)開店
展望:ファームトラスト(荒地・無耕作地の保全)
フォーラムBのまとめ
個人、会社、JAと規模の違う成功事例
目的も違うが、地域とのかかわりなくしては成功の道はない。
地域と関わることからはじめたのではなく、結果的に関わることになった。
3人ともITは必要なしという。
コーディネータのまとめ
三人の農業に関わった契機は三者三様であったが、その根底にはモノをつくる喜び、楽しみ、使命感が共通していた。
生産に限らず流通・消費者との結びつきの深い複合経営・地域振興につながる農業、多様な価値観、それぞれの感性で接していくことが大切。
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