17b 総合討論(後半) |
2002.11.17 Sun. 11:10~12:00 交流センター講堂 |
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11時10分〜(休憩・韓国農業視察ビデオ上映をはさんで) 〇フォーラムBの報告を求める。 ・ 菊沢氏より報告する。 〇知識経験の普及にITの必要があるがどこの誰が担うのか?発言を求める。 ・ JASより返答 〇ITをどのように利用するか?発言を求める。 ・ 福井より返答者あり・・・IT不要は食わず嫌いの面である。 ・ 福井より返答(P.Cは遊びから) 〇フォーラムAとCではITの必要性がみえてきているが、フォーラムBについてはいまだみえてこない。 ・ 生産者にとってメリットがないという発言あり。 ・ コストを価格に反映できないという発言あり。 〇農業、農村IT化の経済効果の測定法について発言を求める。 ・ 「評価は数字であらわれ、消費者に喜んでもらえる」という意見あり。 ・ 「JAに頼っていてはだめ」をいう意見あり(鯖江市の農家) ・ 武生市の方より発言あり ・ 70歳になる方より発言あり ・ 愛知経済連より発言あり フォーラムB(複合経営)の報告を求める。 (菊沢氏) 個人、会社、JA・・形態の違う成功事例 ・ 地域との関わりなくしては成功の道はない ITの活用 ・ 情報発信の場としてITを活用 (藤本氏) 知識経験のなかで ITは必要か? 複合経営の中で水稲産直(JAS)→必要な場合もあるし、そうでない場合もある。微生物農法→必要な場合もあるし、そうでない場合もある。 ITをどう利用するか? ・ 福井より返答あり・・ITは食わず嫌いの面もある。住所記録専用P.C、子供の遊び道具 ・ 中本氏より発言あり P.Cは遊びから入る。ネット接続するという内容にみんな興味を持つ。 EI-NET 全国の情報版があった。しかし、福井県版が開店休業状態。しかし、携帯電話がとって代わった。農業者同士で情報交換をすれば十分。 (蔦農農情報、知識を情報発信) (菊沢氏) ITを使って全国に情報を発信する。自分の地域だけでは限られる。 「地産地消」時代には情報は全国に広がる。 野菜コスト 栽培するのに最低限必要なコストはある。ほかの地域から入ってくれば、どんどん下がってくる。 IT(そのコスト増)の入り込む余地は、どこにあるか?・・・ない、地域の人が連帯してデータを入力することによって負担できる。 ITを使わない人はただの食わず嫌い 低コストの実現 → ITの役割はそこにある。 (神奈川県 滝岸)ITが実際に役立つ → 利益が目に見える必要あり、農家が自分でやったことを数字だけではなく言葉で伝えることも必要。 〇フォーラムAとCではITの必要性が見えてきているが、フォーラムBについては未だ 見えてこない。 ・ 生産者にとってメリットがないという発言あり ・ コストを価格に反映できないという発言あり 〇農業、農村のIT化の経済効果測定法について発言を求める。 ・ (JSN 田上) 評価は数字で表れ消費者に喜んでもらえる。消費者に提供しなければいけない情報は多様化している。提供情報の差が数字であらわれる時代になる。 ・ 「JAを頼っていてはだめ」という意見あり(福井の農家) ・(武生 ITコーディネーター) 「戦略」がない どのようなデータを集めなければならないのか? 将来どういう農業をやりたいのか?をまず考えないといけない。(ビジョン) ・ 70歳になる福井の稲作農家・中川清氏より発言あり もっと使いやすいものを、底辺拡大すれば必要に迫られる。電話だって昔は少なかった。もうITは入り込んでいる。 ・(愛知経済連 本田) 農家と消費者を結ぶITをJAや経済連がやっていきたい。できるだけコストをかけない方法でやっていく。 (中本氏) パソコンは遊びから入っていくのが普及。農業がパソコンに入るのは無理。携帯電話のような入り方を容易にしていくのが大切である。それでも充分。 (鯖江 加藤氏) 県の稲作農業 + 動物 で借金ばかり増えるのでは? (藤本氏) ITが進まないのは低コストにならないから。 (鯖江 加藤) 今はもう100円ショップではなく東京では68円ショップの時代で、ITがなければ相手の情報もわからない。県やJAで指導方針が若干違う。 昔(戦国時代)の合戦でも情報は大切だった。今はもっと重要だ。 |
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