17c ワーキングランチ サイファーズファッションショー |
2002.11.17 Sun. 12:00~14:00 学生食堂 |
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ワーキングランチ(サイファーズファッションショー) (テキスト記録 乗川(JA福井県中央会)末本(JA福井県経済連)
福井の食材を生かした弁当 ※ サイファーズ=サイバーファーマーズ 1. イベントのねらい 総合討論を終えて、ITの農業への役立てを、違った視点からかつランチをとり楽しみながら、サイファーズファッションを鑑賞する。 2. 司会とコーディネーター 1)司会 DGCベース代表 横山和成 テーブルの上でできる野菜栽培で、グリーンリサイクルをめざしている 2)コーディネーター 中央農業総合研究センター 平藤雅之 3.プレゼンテーション結果の概要 1) 未来農業集団 農作業服にヘッドマウントディスク、太陽電池、携帯電話を身につけ、天候などを読み取る。これらは、天候情報や、農家同志のコミュニケーション、消費者とのつながりを図るための道具。 服にはポケットなどがいくつかついており、そのポケットに各道具をしまっておく。 また、IT器具以外でも、農作業服の袖はマジックテープになっていて、袖が農機具にはさまれた時でも服が体から離れる(農機具に巻き込まれない)仕組みに工夫してある。 2) 中央農業総合研究センター サンバイザーと頭に装着したデジタルカメラといういでたち。 一人で安心して歩けるスタイルで、気象観測もできる。頭につけたカメラで自分から見る風景がモニター等に映し出される。しかも両手が空いているので農作業もしっかりできる。 1.5km周辺まではインターネットがつながるウェアラブルフィールドサーバーをイメージ。 感想:農業ではなく福祉分野で即戦力になりうる(マイク) 学生モデルの感想 目の前のカメラが気になる、重いのも不便(会場から笑い) 会場からの質問応答 Q 作業服は1セットいくら? A フィールドサーバーがあるとして、衣装代は約36万円 3) 多摩美術大学 A(神永知美、森久絵美) ベジコ=畑がある新しいレストラン、ベジタブルコミュニケーションを演出。 液晶付きのIDカードを使い、レシピをIDカードに入れて、目・味・心で料理を味わうというコンセプト。 いろんな写真もIDカードに入れ、IDカードにいれた写真やコメントをメールで送れ、野菜の生産や生産者の様子がよくわかる。(どのように作ったか、どんな気持ちで作ったかなど) @会場からの質問応答 Q 夜に野菜を取りにいくのは恐くないの? A そこまで考えていない(会場から笑い) A審査員コメント 食べる側に夢があり、ファッショナブルだ 4) 多摩美術大学 B(峯崎純、坂井美穂) 農作業博物館体験デザイン(田園空間博物館)。コンセプトは、農業を知る・食を知る・実体験。 @ コミュニケーションエリアA農作業体験エリアB直売所エリア A−MUSE 農作業にはリラクゼーション効果もあり、アミューズノートには体験を記入することができる。 ポイントは、体験をするということ・作物のできる過程を知ることができること @会場からの質問応答 Q トレーサビリティの一つの方法か? A トレーサビリティにとって、アリバイではなく生産者とのふれあいや、収穫の体験やお互いに知り合うためのもの 5) 大阪大学 頭にはデジタルカメラ、目にはコンピュータ、手には温度センサー付きの手袋。 目立つこと、かっこいいと思われるような農業を目指す。ウェアラブルの器具をいっぱいつける。 →アグリウェアラブルソフトウェア soundweb、日常管理システム、センサー利用システム、ルールベースシステム。音楽を聴きながら作業をして写真を撮りためる。記録した写真と実物とを見比べて作物の成長度合いをチェックする。温度入力を検出したらカメラモニターの画面に出る。緊急情報を受信したらすぐさまカメラモニターの画面に表示する、など。 @審査員コメント スイカなど糖度も測れるとよい 6) 和歌山大学 ヘッドフォンにデジカメ・モニター、腰にはキーボードのいでたち。果樹栽培の現場をイメージし、できるだけワイアレスを追求。 @審査員コメント IT利用の農作業は楽しい。 |
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