おばあちゃんのその後<最終話>
タイトルにあるとおり、最終話です。
平成17年8月19日に90歳でなくなりました。
幾度となく病院で夏・正月を越していたので「今年も大丈夫」と思っていたら、盆過ぎに突然肺炎で亡くなりました。
「いつかは死ぬもの」と思って覚悟をしていても、実際に亡くなってみるとやはり涙が流れてきます。
生きて自宅に帰ってきて欲しかった。それが本音です。
早朝になくなったので、午前中の仕事の予定変更がつかず、結局午前中だけ仕事をしました。
自宅へ戻ってすぐにおばあちゃんに再会。最後にお見舞いに行ったときにもっと病室に滞在していればよかったと後悔。
思い出もいろいろと出てきたのですが、ほとんどがぼけてからの思い出なんですよね。
ちとさびしい。
いまさらながらではありますが、おばあちゃんがまともな時にもっとしゃべっていればよかったと、後悔しています。
でも、ぼけてからの接し方には後悔はありません。あるとしたら、おばあちゃんをおいて結婚してしまったことでしょうか。
とりあえず、長い間おばあちゃんを見てくれた病院・介護施設の方々、ありがとうございました。
初期のころおばあちゃんと死闘を繰り返していた両親、お疲れ様でした。
これから両親には、自分の人生を有意義に過ごしてもらいたいものです。