bP01 柴の戸 (しばのと) 言葉の意味 … 柴を編んで作った戸、転じて粗末な住居。 例 ○兼中斎宗匠短冊 「早蕨の柴の戸たたく拳かな」 ○名物。丹波焼茶入。 『新古今集』の 「柴の戸に入日の影はさしながらいかにしぐるゝ山辺なるらむ」 の歌を引いて小堀遠州が命銘、箱書しています。 馬越化生の旧蔵品。 広口の肩衝形で両肩に小さな耳が付いています。
参照
原色茶道大辞典 淡交社 広辞苑