102   利休瀬戸茶入 (りきゅうせと)


陶土は薄い赤色で、糸切りがよく、また板起底の多いものである。
口造り捻り返しはやや粗雑になっている。
釉景はさまざまで、その形態は高さが長めの肩衝が多く、必ずヘラ目がある。
千利休が瀬戸に注文し自らヘラを入れたといわれています。


参照

原色茶道大辞典          淡交社