107   間 宮 英 宗 和尚


 臨川寺住職・方広寺管長などもつとめられた臨済宗の僧で、京都に数々の茶室や仏教会館などを寄贈され昭和初期の茶の
 発展に貢献された。
 数寄者山口玄洞氏の後ろ盾を得て、第二次世界大戦中は中国・朝鮮・インド・東南アジアなどへも布教に活躍された。
 表千家 惺斎・即中斎宗匠とも親交があり、茶への造詣も深く、インド・中国土産の道具類や書下し物も数多く残されている。
 昭和二十年中国遊説中、病に倒れ上海にて客死。


                                                   参照   平成十年四月号   「同門」