108   木屋町棚 (きやまちたな)


 

  表千家・十一代 碌々斎好み。
  京都木屋町の三井家別邸普請の折りに好まれました。
  一閑溜塗爪黒で天板・中板は三角形でその間に引き出しがあります。
  側面に香狭間透しが入っている。
  地板は四方形の手前を少し切断した五角形で中柱の下に鰭(ヒレ)板が付きます。



                                                           参照     茶道具の基礎知識    野村瑞典 著     光村推古書院