bP56 板風炉 (いたぶろ)
四方周囲を板で囲い内側を炉のように壁土を塗ったもの。
名残の茶事などに使われます。
使われる灰は風炉灰ではなく炉の灰となっています。
利休が小田原陣中で考案し使ったのが起源と言われます。
利休好は杉材、覚々斎好は松材。
参照
茶の湯用語集 久田宗也 編 主婦の友社
茶道具の基礎知識 野村瑞典 著 光村推古書院