bP63   三島 (みしま)
  

朝鮮の高麗期から李朝にかけての代表的な焼き物。

象嵌技法による印花文・櫛目文様などが有ります。

三島の語源は、その文様(線条文と印花文)が三嶋大社(静岡県)の発行する暦ににていることからそう呼ばれました。

三島の特長は白土の象嵌で、半乾きの陶土に印花を押してその上から白土を掛けてから表面を拭き取りその後に透明釉を掛けて焼成する。

凹面に白土が入り象嵌となります。

また白土を掛けてその後に文様を掻き落としてから透明釉を掛け焼成したものを彫三島という。

 参照

                                 茶の湯用語集   久田宗也 編     主婦の友社
                                茶道具の基礎知識  野村瑞典 著   光村推古書院
               

 


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