木地の炉縁は小間に塗の炉縁は広間(四畳半以上)に使います。
木地に少し蒔絵の入ったものは小間・広間に使えると聞いています。
木地炉縁 … 初期の頃は沢栗の木地が使われたようで、使用後に洗っていたので「洗い炉縁」と呼ばれた。
水に強い沢栗が用いられた。
塗炉縁 … 桧木地真塗を正式なものとしている。
真塗・溜塗・掻合塗・春慶塗などがあります。
炉縁の寸法 角 一尺四寸(42.4p)
縁の幅 一寸二分(3.6p)
高さ 二寸二分(6.7p)
面取 三分(0.9p)
茶の湯用語集 久田宗也 主婦の友社
茶道具の基礎知識 野村瑞典 光村推古書院