№317   経筒 (きょうづつ)


花入の形。

平安末期から鎌倉時代まで写経を筒に入れて埋蔵することが流行した。

それを後世発掘して花入に転用したもの。

筒型(円筒または六角形)で宝珠形摘みの蓋があります。

主に追善の茶席に用いられます。

                            参照                             茶道具の基礎知識  野村瑞典 著 光村推古書院                                                            


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