№318 沈金 (ちんきん)
塗面に小刀で文様を彫り込み摺漆を施しその上に金粉などを蒔いて余分の粉を拭き取って仕上げる技法。
金が沈み込んでみえることからついた名前です。
金銀粉の他には色漆や顔料を使うこともあります。
沈金技法は室町時代に中国から伝わり現在は輪島が有名です。
参照 茶道具の基礎知識 野村瑞典 著 光村推古書院
「
喫茶去
」表紙に戻る