bR6  懐石  その2

懐  石 

C亭主は飯次(上に飯杓子を斜めに伏せておく)を通盆にのせて持ち出す。  

汁のおかわり         
※ 飯次の御飯は客人数分入れておく  客はなるべく食べきって空にする

D亭主は焼物(青竹の両細箸をつける)を出す。   
焼物は向付の器に取る

E亭主は二度目の飯次を通盆にのせて持ち出す。         

※ 飯次の御飯は客人数分より多めに入れておく汁のおかわり(三度目)を尋ねる

F亭主は二度目の銚子(酒を改めて)を持って出る。

G亭主の相伴をすすめる

H強肴を鉢に入れて出す。

I器を給仕口に返す   

御飯はごく少量残しておく   この時、汁椀と飯椀は共に蓋をしておく

J吸物(箸洗い)を出す  

空の煮物椀を持って下がる   
挨拶を受けて右縁内に取り入れ、吸物をいただき懐紙で吸物椀を拭いて蓋をして膳の右縁外に出しておく

K亭主は右手に銚子、左手に八寸(青竹の両細箸をつける)を持って出る

☆亭主は四方回しをして八寸の向きを変えて正客の前に置き、銚子をとって酒をつぐ

◎正客は酌を受けて杯を膳に置き、八寸を手にとって取肴の趣向を拝見し軽く押しいただいて四方回しをして亭主に返す。
☆亭主は正客の吸物椀の蓋に海の物を取る。
○次客以下、四方回しをして八寸をすすめ、酌をする。 吸物椀の蓋に海の物を取りすすめる。


 参照文献

 堀内 宗完著 「茶事の心得」 主婦の友社刊
           堀内宗完 編 「茶の湯質問箱」 世界文化社

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