79 鱗 鶴 (うろこづる)
特殊な文様で棗や食籠・菓子器そして炉縁などによく見かけます。
◎ 千利休の妻宗恩の紋所
◎ 鱗とは三角形(二等辺・正)の文様をいい、その中に鶴の頭を配している。
吸江斎好み 「鱗鶴蒔絵梅ノ木炉縁」 鱗鶴を最初に好まれた
即中斎好み 「鱗鶴松竹梅形蒔絵溜炉縁」
〃 「霞・鱗鶴両面風炉先屏風」
〃 「鱗鶴透し二重棚」
〃 「鱗鶴蒔絵大棗」
〃 「鱗鶴透し溜莨盆」
参照文献
「茶道具の基礎知識」 野村瑞典 著 光村推古書院
「原色茶道大辞典」 井口・末・永島 監修 淡交社